アルパインクライミングを目指す泉州山岳会へようこそ! 大阪府山岳連盟所属

ホームリンクサイトマップ
入会募集中
泉州山岳会とは山行記録イベント

会員限定

山行スケジュール役立つ資料の共有EPE

西穂~飛騨尾根~滝谷ドーム中央稜 11年08月16日

山行期間 2011年8月12日(夜)~8月15日
メンバー 小門、西野、本田
山行地域 北アルプス 穂高周辺
山行スタイル 継続登攀


8月13日 上高地~西穂高~天狗岳BV


西穂への登り


西穂山荘前


西穂高山頂


間ノ岳付近


天狗岳の登り

8月14日 BV~天狗岳コル~飛騨尾根~ジャンダルム~奥穂高~白出のコル~北穂南陵BV


飛騨尾根


飛騨尾根取付きへの下降


飛騨尾根2ピッチ


ジャンダルム


奥穂高山頂


滝谷ドーム北壁


槍ヶ岳を望む

8月15日 BV~ドーム中央稜~北穂南陵下降~涸沢~上高地


ドーム中央稜取付きへの下降


滝谷四尾根ツルム


中央稜1ピッチ


3ピッチ目ビレー点にて


中央稜の3ピッチ


ドームの登攀終了

<コースタイム>

8月13日(晴-曇) 帝国ホテル前6:20―登山口6:35―西穂山荘8:40~9:20―西穂独標(11峰)10:10―ピラミッドピーク(6峰)10:35―チャンピオンピーク(4峰)10:50―西穂11:10~11:50―赤石岳12:30―間ノ岳13:05~13:30―天狗岳BV14:10
8月14日(晴-曇) BV4:35―コブ尾根の頭6:05~6:30―飛騨尾根取付7:30―飛騨尾根登攀―ジャンダルム(終了点)9:40~10:45―奥穂11:40―白出しのコル12:20~12:40―涸沢岳13:00―北穂BV14:55
8月15日(曇時々晴) BV5:10―ドームの頭5:30―ドーム中央稜取付6:25~6:45―ドーム中央稜登攀―終了点9:55―北穂TS10:45~11:00―涸沢小屋12:10~12:30―横尾14:10~14:25―徳沢15:10―上高地バスターミナル16:35

北山チーム夏合宿北鎌尾根 11年08月15日

山行期間 2011/08/11~15
メンバー CL KTY、SL MSD、OOS、OKD、ARK
山行地域 槍ヶ岳
山行スタイル 縦走

記念すべき70期生対象の夏合宿の報告です。

8月11日大阪を夜半出発、あかんだな駐車場から1番バスで6時前には上高地に到着。

今回は、水俣乗越から北鎌沢に取り付きました。いつも通りのブヨの大群にまとわり付かれながら好天気に助けられて順調に登れました。

ただ、以前に比べて浮石が多かったように思うのですが、これも積雪のせいで毎年変わるのでしょうか?

北鎌ももはやメジャールート仲間入りなって以前見かけなかった山ガール、山ボーイのいでたちのお兄さんお姉さんが見受けられました。

おじさんが、ちょっと苦言を呈しますと生半可な知識での危険な行為が見受けられました。命のかかった行為ですので、きっちりとしたリーダーに指導してもらいたいものです。

* 穂高周辺の山小屋(もはや山小屋とは言えないかも?)みんな立派になっていました。

* 水俣乗越入り口、ここからは地図にはないルートです。でもこんなりっぱな道標がありました。

* 北鎌沢出合。

* 北鎌沢出合のテンバです。

* 北鎌沢のコルに到着(やはりブヨはいました)

* 独標と前穂北尾根

* 独標のアップ

* 槍はもうすぐです

* ロープなしで登りました

* いよいよ最後の登りです。

* これが全員です。

* 翌朝(日の出前)、南岳から涸沢の途中不思議な(ロケットの軌跡のような)ものを見ました。

* 北穂のテラスで大休憩。

* 涸沢の風景です。

* 屏風岩、絶対登ってやるぞ!!

* お疲れ様でした。


チュルっと宇無ノ川 11年08月07日

山行期間 2011年8月7日
メンバー KKD,WKM,NKZ
山行地域 大峰
山行スタイル 沢泳ぎ

「ウオッ」

旭川林道終点まで行くつもりが、釈迦ヶ岳登山口との分岐に『7月31日より300m先崩落のため林道通行止め』の看板が。

まぁいってみようとダート道を進んだ。

ほんとだ。大きく崩れ岩がゴロゴロ落ちているうえに道もえぐれている。

あまごステッカーの貼られた車の隣に停めて準備を始めたら、KKDさんが声を出したのだ。

「ウオッ」と。

それはそれは大きい、KKDさんが今まで見た中で一番大きいというのがチョコンとついていた。ズボンに。

体長5cmはある。口をのばしたら。

そう、それはジャイアントヒルであった。

「えーっ?キャー!!(チェックチェックチェック)」

なんでこんなとこに!

そそくさと準備を整え出発。

30分歩いて沢に下りる。

打ち合わせ通り、下りたらすぐにチェック!

ふぇ~~~いませんように~と願いつつ、めくっていく。

「おったー」「おったおった」「あ~おる~~~」

ひとりに2~3ヒルついていました。。。

でももう安心。ここは沢中。

ここまでヒルも追ってはこまい。

ニッコリと出発しました。

今日の課題は泳ぎ。

しかし冷たーい。

そして核心の長瀞に到着。

腰までつかりながら、念のためロープを出して進んでいきます。

最初は「あっ、さかなが泳いでる」なんて余裕っぽく泳いでたのですが、沢幅が狭くなったところは水流がキツイ。

再三のチャレンジにも押し戻され流される。

横泳ぎから平泳ぎから最後はクロールまで試みたけど、まったくダメ。おんなじとこを泳いでる。

両岸の岩を手掛かりにしようにも、つるつるでペタペタするばっかり。

だいぶがんばったが、体も冷えてきて、出る声もビブラートがかかってきた。

残念ながら戻ることにする。

あーしかし押し戻され流されている時の心地よさよ。

ゆったり気持ちい~い。

ガスを出してあったかい飲み物を飲むことにした。

気を取り直して、長瀞を今度は写真でアタックすることに。

2人のカメラマンが三脚を立て出した。

お日さまも時々日差しをなげかけ、沢水の緑が深まる。

穏やかな時間だ。自然からエネルギーをいただているなと感じる。

ひょこっと人が現れた。ちょっとびっくり。

滋賀県の二人組。

どうするかな?と思ったら、やっぱり泳ぎはあきらめて、なんと左岸を高巻いていった。

私達は、右岸の林道に登って戻り、先のアーチ岩をみにいくことに。

もちろんヒルちゃんに注意しつつ。

(でも日が差したため道も乾いていて被害なし!)

林道終点から沢に下りて中ノ川出合の吊り橋を過ぎるとアーチ岩。

ポイントをさがして撮影開始。

お気に入りの写真は撮れましたか?

あっという間に時は過ぎ、そろそろ帰りましょう。

林道下の壁にはイワタバコが満開。

かわいいピンクの花です。

さあ、車まで早足早足!

おかげさまで被害少なし。

旭ダムの施設のアスファルト敷きの大きい駐車場に移動して最終チェック。

よーしよーしと緊張が解けた頃、首筋におやっ?(プチッ)

「あ”あ”-----」

ジャイアントじゃなかったけど、コヒルが。。。

2日たった今も赤くはれて丸い口の痕がカユイです。

宇無ノ川 長瀞に 押し戻されて 流されて

・・・今度は人工で突破するぞ。(ヒルちゃんのいない時にね)


御在所岳 籐内前尾根&一の壁 11年07月24日

山行期間 2011年7月23日~24日
メンバー HND、MMG、TRN
山行地域 御在所岳 籐内前尾根


69期同期3人で錫杖左方カンテに行くためのトレーニングとして、御在所岳前尾根に行く。

 

天気予報は「晴れ」。降水確率は「0%か10%」くらいのはずでしたが、車に乗っての移動段階で雨が…。

「なぜか」でもありませんが、みんなで「判断あやまったかなぁ。明日、天気いけるかなぁ。」なんて言いながら向かう。

 

翌朝。天気「曇り」です。暑すぎると大変なので、ある意味、岩日和。

 

前尾根に向かって、3人でてこてこ歩いて向かいます。湿度が高くて、「むしっ」とします。

先日の台風で「四の渡り」の橋が流されたようで、板きれ一枚になっていたり、先々週に来た時よりも少し荒れたように思います。

籐内小屋でちょこっと休んで、わんこをみて、前尾根へ。

 

前尾根はいつでも大人気なので、今日も先行パーティー2パーティー3組いてはりました。

先行パーティーさんがいかはるまで、しばし待って、とりつき開始。

 

今日のトップ予定は、「やぐら」はリーダーが、それ以外のピッチはMMGとTRN。

 

あとだとへばりそうなので、元気なうちにトップをと思い挙手。

というわけで、下部はTRN。

 

P7 いつものごとく、独り言を言いながら登り始める。

P6 チムニーを登ろうといろいろ試したが、どう登っていいのやらわからず、リッジルートに舞い戻る。

 

たぶんP5 (籐内沢側ルート上部かな?)

先行パーティーの人が「こっちがおもしろいよ。」と言ってくれたほうに行く。

とんがったところに立って、向かいの壁によっと乗り移る。

「怖い、怖い。」と言いながらも、飛びつけました。

 

「う~ん」

「よっと」

「やった!」

登ったら爽快です!!

 

上部でMMGさんと交代。

 

マルチピッチデビュー。

さくさくっとのぼってはります。

ナチプロの練習を一所懸命にしていて、あっちにナッツ、こっちにカムとかけてくれてました。

若干怪しいかけ方のナッツがあったので、大爆笑してしましました。(すみません 😎 )

P2 「やぐら」

69期エースのHNDさんが、これまたサクッとナチプロをかけながら登らはりました。

さすがです。

 

 

 

 

 

去年2人パーティーで4時間、今回はほぼ3人で6時間かかりました。

 

やはり、3人だと、2人より時間がかかります。

ただ、トップが登っている間、フォローの二人が、結構ゆっくりおしゃべりができるという利点?がありました。(前尾根だからできるのかもしれませんが)

 

またその翌日。

「一の壁」

朝一番でとりつきに向かいトップ空身、セカンドはザックをしょって登る。

それぞれがⅣ~Ⅴのルートをリードして、下山。

今回は、3人で登る雰囲気がつかめたことが収穫だったかと思います。

それぞれがリード、支点づくり、フォローの確保等々、必要なことをしっかり練習できました。

リーダー曰く「手応えを感じた」とのこと。

私はもっと練習せんなと心新たに。

 

ちっちゃくおまけ。

3人で登るとこんなことが。

ロープ、大混乱。


小川山クライミングキャンプ 11年07月18日

山行期間 2011.7.16~2011.7.18
メンバー NSN IWG KKD HND KSM
山行地域 小川山
山行スタイル フリークライミング


小川山1日目     屋根岩2峰 セレクション 6P 5.8 ★★

小川山1発目は6pあるセレクションから。2パーティに分かれスタート。1P2P目はスラブ、花崗岩のおかげかフリクションがよくきく。3P目チムニーあり、4P目クラックありと楽しめる。木登りしてしまえばクラックをさけても上れるがNSNさんここはきっちりクラックをリード。5P はトラバースぎみに、最終6P目をクリアーすると屋根岩2峰の山頂へ。屋根岩3峰4峰を見渡せる景色はサイコー。この後NSN KSMは2峰の中腹あたりにあるトラバースルートのジェットストリーム へ。出だしが核心だがその後も全神経足先に集中させ、高度感あるスリルを味わいながらなんとか終了点へ。これっぽっちの余裕もなく残念ながらPHOTOなし。

        セレクション3

 

  

小川山2日目 ←八小川山2日目 幡沢左岸スラブ 春のもどり雪 4P 5.7  全ピッチスラブ。傾斜のきついところもなくややもの足りない感もあり。懸垂で下降し終了! 

妹岩 龍の子太郎5.9★★ カサブランカ10a★★★など→

NSNさんお目当てのカサブランカのある妹岩へ移動。超人気ルートだけあり若干の待ちのあとトライ。「ジャミングがすごくきく」らしくOS。トップロープでKSMトライ。中間部のダイク以降は手も足も決まらずテンションかけまくりでなんとか終了点へ。写真はマラ岩川上小唄終了点からの景色とカサブランカ。きれいなクラックであります。

 

 

小川山3日目 

指岩 小川山レイバック 5.9+ ★★★ 

   小川山クラック2  小川山クラック3    小川山クラック4   
  最終日は日本一有名なクラックと言われている「小川山レイバック」へ。90度に近いコーナーにはしるクラック。その部分だけ白くなっておりそのロケーションにしばし見入る。ここもトップロープでトライさせてもらう。出だしはレイバックで、徐々にジャミングで。足が思ったよりも安定。次回チャレンジするときはリードできるようにがんばりたい!
廻り目平キャンプ場は直火可なので焚き火&キャンプファイヤーOK。炊事場、シャワー室、温泉などの設備も整っており、車で20分程のところにはナナーズ(スーパー)あり。岩を登って、ゴハンを食べて、寝て起きて、また岩場へと。こんな生活1週間でも1ヶ月でも続けられそうですが3日目昼過ぎには帰阪。登りたいルート、リベンジしたいルートはたくさんあり、来年もぜひ小川山クライミングキャンプを!!

  

     

 

  

 

                                    

 


六峰Cフェース

山行期間 2011年7月17日~18日
メンバー CL.MSD,OOS
山行地域 剱岳
山行スタイル 岩登り

何年ぶりかのCフェース、やはり剱はすばらしいかったです。
2日しかなかったので、この歳ではかなりきつい山行になりました。長次郎谷二股から取り付きまでOOSさんに遅れること45分、歳には勝てません。でも、岩に取り付いたらアルパイン初経験のOOSさんには負けません。すべてリードさせていただきました。OOSさんにとって初アルパインがCフェースとは一生の思い出になったのではないでしょうか。無事登れてよかったよかった。

MSD

ミクリガ池

雷鳥沢

平蔵谷

長次郎谷

ⅠⅡ間ルンゼ

六峰A、B、C、Dフェース

 56のコルのラコステ?

1ピッチ目

KTYチームとお別れ

3ピッチ目

4ピッチ目

終了点に咲くイワカガミ

56のコルへは、最後は懸垂下降にて

源次郎尾根の末端に咲くニッコウキスゲ

剱沢に咲くチングルマ

地獄めぐり


新ルームを紹介します 11年07月13日

山行期間 2011年7月13日


このたび40年以上お世話になった小野木ビルのルームから少し駅に近い鈴蘭ビルに引っ越ししました。
部屋も広くなり、備品も新しく買い換えましたので、たいへん快適になりました。


大峰・犬取谷 11年07月02日

山行期間 2011年7月1日夜~2日
メンバー KKD NKZ NKN IGC WKM ゲスト2名
山行地域 大峰
山行スタイル 沢登り

へっついさん

  今シーズンの沢登りのスタートとして、犬取谷に行きました。林道終点から入渓するのですが、入口のところに蜂の巣箱が複数置いてあり、周囲は電流の流れている鉄線で囲われていました。わざわざこのような場所で、蜂を飼う理由があるのでしょうか?実際に電流が流れているようなので、感電しないように慎重に電線を避けての入渓となりました。沢に降りるとすぐ小さな淵があり、通過するのに胸までつかり、寒くて悲鳴をあげました。さすがに沢の水は冷たい!ヘッツイサンは簡単に通過。振り返ると、両岸の岩壁や木々の緑が前夜の雨でよい感じ。さっそくカメラを出して、しばし撮影。次の赤鍋滝は右岸の高巻き。少し急なので慎重に通過しました。水量は予想していたよりも少ないようです。前週急な猛暑に襲われた影響でしょうか?上サンゴウジ谷との出合で、入口に苔生した景観を発見した撮影隊は、そこで再び撮影に。その間、他のメンバーには釣りを楽しんでもらいました。例によって、まったりペースです。出合を過ぎると川幅が広がり、気持ちのよい空間が開けます。両岸の木々の緑が、観る者の心を和ませます。釜滝は左岸から高巻き。ノウナシ谷との出合付近の平地に、テントが一張りありました。我々は日帰りなので、うらやましい限りです。その先、二ノ滝、一ノ滝と続き、どちらも左岸を小さく高巻きます。やがて、前方にはじめて大きな滝が現れます。犬取滝です。早速、撮影にかかりますが、なかなか納得のいく構図がみつかりません。自分が苦慮している間、他のメンバーは大休止。犬取滝は右岸を高巻きます。皮肉なことに登り始めてすぐ、滝のよいアングルが見つかりましたが、お待たせした後なのでカメラを出さずじまい。ちょっと悔いが残りました。高巻きは、滝横の大きな岩壁を巻くので、急な斜面をかなり登らなくてはならず、この谷で一番注意のいるところでした。その先、再び大きな滝が。ジョレンの滝で、2段60mの大滝です。しかし、迫力のある上段の滝は木々の間からしか垣間見られず、結局撮影しませんでした。今度来るときは、上段の滝が見える場所まで登ってみるつもりです。その間、他のメンバーはジョレンの滝の手前にある裏見ノ滝に集結。この滝は文字通り、滝の裏側に回ることができます。それをNKZ隊長が見逃すはずはありません。メンバーひとりひとりに、滝の裏側に回り、そこで何かポーズをとることを要求しています。今回ゲストで、私の友人のOHNさんなどは、ここぞとばかり弾けています。私はそのようなおちゃらけは苦手なので、見逃してもらえるよう祈っていましたが、無慈悲な隊長の命令が下り、哀れ私も滝の裏側にまわされてしまいました…。お約束のイベントが終わり、ジョレンの滝を右岸から巻き終えると、流れは細くなり源流の趣となります。ここも、幕営するにはもってこいの、まさに幽邃境です。いくつかの分岐で方角を確認し、最後は稲村小屋に登り詰めました。下山はクロモジ尾を利用。途中の伐採跡が開けた地点で、それまでの尾根から離れ左下の尾根に下るところで少し迷いましたが、あとは問題なく下山できました。犬取谷は緊張を強いられる箇所が少なく、シーズン始めの谷としては、もってこいの谷でした。


国立登山研修所 遭難対策研修会 11年06月26日

山行期間 6月24日夜大阪発~25日~26日
メンバー Mチーム21名、Bチーム5名(男性18名、女性8名)
山行地域 立山国立登山研修所
山行スタイル 研修


一年ぶりに国立登山研修(文登研)をお借りして、遭難対策研修会を実施しました。

遭対の技術は、年に一度やっていても忘れがちです。日頃使っている技術をフルに使って仲間の命を助ける事が出来るように十分身に着けてください。新人の方もたくさん増えています。先輩は、後輩に遭対技術を継承して自分もレベルアップをはかってください。

* 目的

「知っている」技術から「使える」技術へのレベルアップをめざし、基本的なレスキュー技術の習熟をはかる。

* 研修内容

1)岩場での救助技術

  ① 基本技術の習得

  ② 自己脱出技術の習得

     ③ 懸垂救助 吊り上げ救助

2)確保技術・・・タイヤを落として確保姿勢、アンカーの大切さを確認。

3)渡渉技術・・・称名川で流された人を引き寄せる技術を習得。

4)登山道の搬送・・・ザイル確保によるシート搬送を行う。

5)登山道の搬送・・・ザックを利用しての搬送を行う。

6)雪崩による埋没者捜索救助技術の習得

7) GPS使用技術の習得

 (資料)1.岩登りの基本技術 2.山岳遭難救助技術 3.登山道の搬送技術 4.渡渉技術

 


創立70周年記念式典・祝賀会 11年06月07日

2011年6月5日(日)晴れ

創立70周年記念式典・祝賀会がホテル第一堺にて開かれました。

総勢109名のOB、元会員、現役会員が一堂に会し、盛大に70周年を祝しました。
最永年会員のNGC様は、在籍59年。
麻縄に塗った亜麻仁油で手がベトベトになりながらの岩登りの話など、歴史を感じる山の話もたくさん聞かせてもらいました。
たくさん開いた懐かしい面々とのおしゃべりの花・・・みなさん生き生きとされていました。
最後の山の歌では、どんどん歌声の輪がひろがり、参加されたみなさんの心が一つになったのでした。


春合宿~陽春の奥大日岳~ 11年05月05日

山行期間 2011年5月2日夜~5日
メンバー MSD、KTY、KKD、OKD、OSM、ARK、NKZ
山行地域 室堂~剣沢~奥大日岳
山行スタイル 雪山登山&雪上訓練

 

2011年春。自然は猛威をふるった。

人知に及ばぬその力。痛感しつつ残雪多い春山へ。

5月3日(火) 晴れのちくもり

GW前半は天気も大荒れ。後半少し落ち着いてきた頃、出発。

朝、立山駅の上空は快晴。気持ちよい朝を迎えた。

天気が良いため駅前も賑やか。たくさんの人が山の方向を仰ぎみている。

バスに70分揺られて雪の世界へ。

ほんとに雪が多い。さあ出発!

 

室堂から雷鳥沢。ちゃんと雷鳥さんがお出迎え。

 

  『初めてみた雷鳥』 ~感激のOSMさん撮影~

雷鳥沢から剱御前小屋へ向けての登りは、たくさんのスキーヤーとともに。

小屋を過ぎると、「あっ、剱!!」

グンと下って、剣沢。

風除けブロックを積んでテント設営。

そして雪上訓練へ。

雪上歩行と滑落停止を練習しました。

深まる闇の中、剱岳が浮かんでいました。

明日の天気などを心配しつつ、テントは静かになりました。

5月4日(水) くもりのち晴れ

夜中、風が強まった。

今日は奥大日岳にアタックの日。

起きるとガスにおおわれている。

そんな中、出発。

剱御前小屋で、しばし待機。

ストーブがあったかい。

気合を入れて出発。

グググーッと下っていくと、ガスもとれてきた。

そしてググググッと登って

奥大日岳(2605m)着!

今年も雪庇が大きくはりだしていたので、用心、用心。

さあ、きたルートをもどりましょう。

下って

登って

もいちど下る。

テント場に無事到着。

みんな達成感でいっぱい。 

ニッコニコ。

そのあと、雪崩埋没者ビーコン捜索訓練へ。

その夜のテントは、にぎやかでした。

5月5日(木) 快晴

朝、剱岳が美しい。

今日は最終日。

さて、帰る前にもうひとつ訓練しておきましょう。

シート搬送です。

 

剱岳が見守る中、しっかり体で覚えこみました。

そして、本当に、最後の下りとなりました。

室堂へと向かいます。

昨日の奥大日岳へのルートがきれいに見えます。

室堂方面もばっちり。

サクサクサク・・・アイゼンをきかせてグググググーッと下り

最後の登り返しをふんばると・・・人がいっぱい室堂に着きました。

雪に大きく触れた3日間。

たくさんのことを吸収しました。

そして、やっぱり雪山はいいなあ。

さて次はどこにいきましょか?


アルパインの古典-北鎌尾根 11年05月02日

山行期間 2011年4月28日(夜)~5月2日
メンバー YAS、KKD、HND、NSN、MEM
山行地域 北ア、北鎌尾根
山行スタイル アルパインクライミング


4月29日 高瀬ダム~千天出合~P2



湯俣からは昔の登山道は全て崩れ落ち、簡単には千天出合まで行かせてくれない。



この1コマだけを見れば春のアルパインとは思えない楽しいアプローチ。



千天出合のテン場より強烈な急登が続くが渡渉よりかなりまし。

4月30日 P2~独標手前(天狗の腰掛け)



雪の状態が悪く胸まで沈んでしまう。
昼過ぎより急激に天候悪化、雨と雷と風とみぞれ

5月1日 天狗の腰掛け 停滞

天候変わらず、雨と雷と風とみぞれ

5月2日 天狗の腰掛け~独標~槍ヶ岳~新穂



待ちに待った素晴らしい快晴、今日しかない。



独標にて



大槍を目前に、いよいよ登攀もクライマックスへ!



感無量!



本当は西穂高までの予定だった。



♪返り見すれば~遠ざかる、瞼に残る槍ヶ岳♪

【コースタイム】

4月29日(晴れ-曇り) 高瀬ダム:7時05分-名無小屋:8時30分-湯俣:9時30分-中東沢:10時50分-P2取付:15時50分-P2下部テント場:18時20分。
4月30日(曇り-雪みぞれ-雷-暴風) 起床:3時30分-出発:5時00分-P4:7時30分-北鎌コル:11時30分-テント場:13時30分。
5月1日(雪みぞれ-雷-暴風) 停滞
5月2日(晴れ-曇り) 起床:3時30分-出発5:50分-独標:7時30分-槍ヶ岳:13時00分-肩の小屋:14時00分-白出沢:18時50分-新穂高温泉:21時00分。

70期メンバー歓迎会 11年03月27日

山行期間 3月27日
メンバー MSD,OKM,YAS,OOU,IGC
TKO,HND,MNM,TRN,OKD,OSM,KSM,ARK
山行地域 北山公園
山行スタイル ボルダリング

ボルダリング in 北山公園

西宮にある、北山緑化植物園駐車場に9時集合。
まずは、リーダーのIGCさんを先頭に、ぞろぞろとボルダリングマットを背負った異様exclamation&questionな集団がエレファント周辺地域に移動。
まずは初級スラブ7級で腕(足?)試し。

リーダーのIGCさんが見事な見本を見せてくれました。
初級スラブと言えども、最初の出だしから乗り込みにくく、最初は皆、冷や汗タラタラでしたが、皆がんばってゴールできました。
次のトライは、隣の岩にある、初級クラック7級

ジャミングが決まれば、気持ちよく?登れます。
そのクラックの横には、エレファントノーズがあり、まっすぐ上まで行けば3級。
これを、YASさんは一撃。
さすが~アルパインチームのホープモータースポーツ
途中、右に抜ければ、4級ですが、なかなか手ごわい。


笑顔でがんばるHNDさん

そんな中、KSMさんが数回のトライ後、右に抜けてゴールexclamation×2
やったね手(チョキ)
次は、場所を移動して、また民族大移動のように、ぞろぞろと木下フェースに向かう。
その地域にある、バーカーヘッドという大岩で、また、スラブ6級からトライ開始。
ここは、7級のスラブよりも、登りやすかったようです。


スルスルと登るOUEさん

お次の課題は、スラブ面より左に回りこんだ所にある、ヒールフック5級
これは、出だしから、乗り越すのに一苦労。(特に身長が低いと・・・)
そんな中、ARKさんが完登しました。


渾身の力を出して、乗り越すARKさん


ヒールフックでがんばるKSMさん

他には、マントル3級トラバース初段に挑戦。やはり難しかったふらふら
最後に、木下フェースに移動して、右4級の課題に有志のみトライ。
ここは、リーチがないと厳しいとのことで、敬遠者も・・・
最後の力を振り絞って、がんばって終了。
皆で楽しいひと時を過ごせました。
お疲れさまでした。

70期の皆様、これから仲間と共に、山、岩など、楽しんでいってくださいね。
ご参加いただきました先輩方、どうもありがとうございました。

今後とも、よろしくお願いします。


八ヶ岳 石尊稜 11年03月06日

山行期間 2011年3月4日(夜)~6日
メンバー ARN、KNS、WKM、TRN、近くにアルパインチーム
山行地域 八ヶ岳 石尊稜
山行スタイル 雪稜

3月5日 快晴晴れ晴れ

取りつき風なし。
取りつき 12時35分
山頂   16時45分

とても良いお天気のなか、取り付きに向かって歩く。
歩いていると暑い。。。

下から取り付きを見ると何人かいます。
もしかしてアルパインチームかしら?と「ほーほい」と声をかけると返答あり。
中山尾根からも声が。NSNさんとMEMさん。

取り付きについてみると、あれ?YASさんとKKDさんが。
HNDさんがリード。す、すごい。

セカンド+まだ眺めているだけなので、笑顔です。


途中、コンテで進む。


上部岩壁取り付き。みんなで記念?撮影。

3月6日、アイスキャンディー 赤岳鉱泉


山神社でフリークライミング 11年02月06日

山行期間 2011年2月6日
メンバー OOU,IGC,MNM,TKO
山行地域 山神社
山行スタイル フリークライミング

今日は2時間掛けて、車で姫路まで行きました。

そして、会では初の姫路のゲレンデでクライミングを満喫してきました。

9時過ぎには、ゲレンデに到着。

私達以外には、男女ペアの一組だけ。

まずは、女性陣はアップで南面の「陽だまりの木(5.8)」「秋の木漏れ日(5.9)」をリードで登る。

気持ちいい~るんるん

男性陣は「酋長の娘(5.9)」など5.9~5.10をアップで登る。

そして、男性陣はメインの5.11ルートを登るために西面に移動。

女性陣も、ちょっと移動して、「柿(こけら)落とし(5.10c)」のリードにトライ。

出だしからハングで、ボルダームーブで越さないといけないけど、これが大変。

ここをなんとかクリアして、しばらく進むと、次に第二の核心がexclamation


必死で格闘中のTKO

この核心を越えると、あとは楽勝手(チョキ)

その頃、西面では、男性陣が「紺碧の宇宙(ソラ)へ(5.11a)」にトライ中。


余裕のMNMさん

男性陣が登った後に、トップロープで女性陣もトライ。


スイスイ登って行くOOUさん

このルートは5つ星が付いていて、登っていてすごく爽快でした。

力がそんなに必要ないので、女性向き。

隣のルートの「黄昏の大地(5.11b)」では、IGCさんがオンサイトにトライ中。

そして、見事にオンサイトされました。

おめでとうございますexclamation×2昼からは、私達だけの貸切状態で、皆、それぞれ、ゆったりと登り放題を満喫。

烏帽子や不動の混んだゲレンデしか知らなかった私達には、とても快適なゲレンデでした。

しかし、15時頃になると、さすがに指先も痛くなり、また、脚もかなり疲れてもつれる始末。

帰りの山道は、慎重に下りました。

ポカポカと暖かい、クライミング日和を満喫した一日でした。