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野伏ヶ岳 山スキー14/03/01

山行期間 2014年3月1日
メンバー SGY、WKM、TGA、TRN
山行地域 野伏ヶ岳
山行スタイル 山スキー


野伏ヶ岳(岐阜県):1674m

天候:曇りのち雨(前日:曇り・1日中雨)

コースタイム:白山中居神社、石徹白川脇の駐車場7:30~和田山牧場跡9:40/10:00~(北東尾根)~山頂12:40/13:00~(北東尾根)~北東尾根取りつき14:00~和田山牧場跡15:00~駐車場

 

天候がよくないのはわかっていたが、現地まで行って判断すると決めて出発。

ナビ任せに走っていたら、冬季通行規制のかかった道を案内され、駐車場まで余分に時間がかかる。

(事前に通行規制がかかっていたのを知っていたのでナビ設定が甘かったことを猛反省)

朝の4時に駐車場に着き、しばしの仮眠をとり、6時起床。

準備しようと車を出たら雨が降り出す。

7時の段階での状況で出発するかを判断することにして、30分待機。

待ったかいがあり、雨が止んだので行けるところまで行くことにして出発。

 

 

出だしからしばらくは林道をくねくねと登り、少しずつ高度を稼ぐ。

時々杉林内をショートカット。

林道ではところどころ雪割れがあるので、板を外して通過。

時折、太陽が顔を出す。

 

 

まだ元気!!

 

和田山牧場跡にて、本日の登るルートを最終決定。

予定ではダイレクト尾根を登る予定だったが、上部に木がない、ちょっと急そう、雪が切れてそうに見えたので、北東尾根に。

北東尾根までは、尾根を目指して、進む。

 

途中、道らしきものがあったので尾根までは道に迷うことはない。

北東尾根は通常は風が強く、「かりかりもなか」であることがおおいと聞いていたのが、前日までの気温上昇と降雨のためかもなかにはなっておらず、ザラメ。

上部は雪庇があるので注意が必要だが、尾根上は木が適度な間隔ではえているため、比較的スムーズに登れる。

天候が悪くガスにまかれるかと思ったが、ガスもなく眺望も素晴らしい。

 

 

滑走は北斜面を第一候補に考えていたが、山頂についてすぐに雨が降り出し、ガスも出そうな気配なので、登ってきた北東尾根を下降。

 

 

それほど深くないザラメ雪のため、滑走は快適。

斜度は厳しくないと感じたが、時折雪質が変わる場所があったのでつまずきそうになる。

木々も密集していることもなく、比較的広い間隔、木のないバーンもある。

短めに距離を切りながら滑走。

 

 

和田山牧場跡に戻るためには平坦な道と登りかえしがあるため、1350m位から中央ルンゼをトラバースしようと思っていたが、確実に短時間で下山したかったので、登りのトレース通りに北東尾根取りつきまで下りる。

 

山頂は真っ白。

 

取りつきからは途中までもと来た道を戻るが、ダイレクト尾根周りのほうがトレースがしっかりついているため、西よりに和田山牧場跡に戻る。

 

そのあとは林道を下降。

杉林は植林ちで規則正しく狭い間隔で植えられているため、滑るのは少し難儀する。

 

思いのほか林道の下りを長く感じたが、無事に駐車場まで戻ってくる。

さぁ、板を外そうという段階でなぜかこける二人。。

 

 

出発時には何台か車があったが、最後の1台となっていました。

雨は昼から最後までぱらぱらと降り続きました。

 

 

帰りは「満天の湯」で温まって帰阪。

 

山頂でヘルメットにカメラをセッティングしてご満悦のWKM氏。

前回はカメラを取り付けるヘルメットを車にデポしてくるという残念な出来事があったので、今回は再チャレンジ。

どんな映像が撮れたのでしょうか。楽しみです。

 

 

今回は天気予報だけで山行の決行中止を決めるのではなく、現地の天気を確認したいといういわば「経験値をあげる」という目的もあり、現地まで行くことに決定。

結果、思いがけず山頂まで到達することもでき、実りのある1日となりました。

 

 

天候が悪く滑られない可能性が高い中、「経験値を上げたい」と伝えたうえで、現地まで行くことに賛同してくれたメンバーに感謝です。