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冬合宿(剱岳早月尾根)13/01/21

山行期間 2012年12月31日(月)夜~01月05日(土)
メンバー CL小門、中野、有永、角田
山行地域 剱岳早月尾根
山行スタイル 雪稜登攀


平成25年01月01日 雪

08:50伊折集落に車を駐車し、いざ、出陣!
馬場島までは林道を8km程、歩く。
馬場島の富山県警で情報収集、登山計画書のチェックと山タンをお借りし、早月尾根に取り付く。
ここ数日の天候不良で年末より入山していた他partyの下山トレースがあったので、予定どおり松尾平にてB.V。

平成25年01月02日 くもり後風雪

深夜の降雪で昨日のトレースもある程度、消えていたので、ワカンを履いて出発。
午後より天候は下り坂と踏んでいたので、標布をつけながら、出来るだけ午前中に高度上げる。
時折、晴れ間も覗く。
午前中は時折、吹く左からの風雪に耐えるような状況で高度を上げたが、時間が経つにつれ、強風が吹く間隔が短くなり、12:00頃になると、稜線に立っていると思える程の風雪となった。
計画ではもう少し、高度を上げるつもりであったが、想像以上に疎林であり、このまま高度を上げ、翌日の荒天に耐えられるようなテン場適地が現れるかも不明であったため、1,920m付近にて雪洞を掘る。
90分程度で雪洞窟完了。雪洞内は暖かい。そして、何より風でテントが壊れないか心配する必要がなく、快適そのもの。
折角なので、ローソクにて雪洞照明とした。

平成25年01月03日 雪

本日は沈殿と決めていたが、想定していたより風はなく、深々と雪が降っている。この分だと、明日の行動が心配だ。
昨日は雪洞とはいえ、それなりに冷えた。ガスの消費量も気になる。時間もあることから、雪洞の修復及び拡幅作業を行い、雪洞内にテント設営。
昨日に比べ、格段に温かいし、静かで本当に快適だ。テントであったなら、2時間おきに除雪作業を強いられていただろう。

平成25年01月04日 くもり後晴れ

予備日の使用は計画では前進で1日、後退で1日を想定していた。そうすると、今日は前進もあり得るが、昨日の降雪を見て、どんなに遅くとも今日中に下山に取り掛かると決めていた。あとは、いつ、下山に取り掛かるかだ。午前中少しでも高度を上げ、偵察し、午後から下山するか、もしくは今すぐにでも下山するべきか。
従って、起床するとすぐに外を見たかった。当然ながら、入り口は雪で閉ざされ、脱出するのも一苦労。
外に出て驚いた。数日前に見た地形と違っている程、積雪がある。2mは積雪しているだろう。ツボ足であれば、トンネルラッセルしなければならない程である。
前進どころではない。今すぐにでも下山に取り掛からないと、いつ下界に降りられるか予測できない。
今日の天気は午後より回復すると踏んでいた。視程も200mはある。日の出を待ちすぐに下山。
5、6回雪を固めて、何とか腰ラッセル。
日本海特有の重い雪で下りも一苦労。
埋まることも想定し、出来るだけ高い位置につけた標布も雪で埋まっている。
今冬合宿、初めての一眼レフ撮影
一番の核心、松尾平。重く、深い雪に四苦八苦。
夕暮れ時、久しぶりの日差し。

平成25年01月05日 晴れ

天気図通りの晴天。後ろ髪を引かれながら、松尾平を後にする。
『試練と憧れ』の石碑と山タン。
今日であれば、ピークを狙えたか?早月尾根をバックに記念撮影。
剱に別れを告げ、往路同様林道をトボトボ歩きながら
伊折集落に無事下山しました。
(小門 記)
【行動記録】
12/31 南海三国ヶ丘駅集合 離阪(/18:00)
01/01 伊折(/08:50)→馬場島(12:30/13:00)→松尾平B.V(15:05/)
01/02 松尾平(/05:30)→1,350m付近(07:00/07:15)→1,600m付近(09:00/09:15)

→1,800m付近(12:00/12:15)→1,920m付近B.V(13:15/)→雪洞作業(13:15/14:45)
01/03 沈殿
01/04 1,920m付近(/07:45)→1,700m付近(10:40/11:00)→1,300m付近(13:30/13:50)→松尾平B.V(16:20/)
01/05 松尾平(/06:30)→馬場島(09:30/10:20)→伊折(13:00/)