山行期間 | 2024/7/13-7/14 |
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メンバー | NGS DOIA OTK SZK |
山行地域 | 剱岳 源次郎尾根 |
山行スタイル | バリエーション |
3連休は八峰縦走(下半~上半)を予定していたが、天候不順の予報。3日の予定を2日に切り上げ、天気のよさそうな1日目に源次郎尾根を登ってしまう予備案に変更となった。源次郎尾根に行くのは初めて。ワクワク!
気のきくDOIさんが切符を事前に手配してくれていたのでスムーズにケーブル、バスで室堂へ!
雷鳥沢から剱御前小屋まではしんどい登り。本当に苦手。メンバーに遅れがちになる。剱沢小屋で水を汲み、剱沢を降りる。まだまだ序盤。
平蔵谷出合から踏み跡をたどりとりつきへ。ほんまにここかなあ、といろいろ周りをみてみるが、ほかに登れそうなところはないので、難しそうなところを登る。ロープを出してOTKさんトップ。私は最後。難儀しながら乗り上げたところでNGSさんに作っていただいたアブミを回収する際に長シュリングを落としてしまった。すみません・・・
源次郎尾根は木登り、と聞いていたがその通り。足元が濡れてずるずる滑る急斜面が本当に怖かった。右手におそらく残雪期に使うルンゼが見え上部にはニッコウキスゲが咲き乱れていた。本当にきれい。
その後ロープを2回出したがどちらもOTKさんがトップで大活躍、ありがとうございます!
日暮れまでには頂上にたどり着きたい、そうであれば18時までには懸垂しておきたい、と話しながら登る。I峰まで本当に長い。II峰までも長い。ようやくII峰にたどり着いたときは17時、懸垂の準備をする。それまで暑くて汗が噴き出していたが夕暮れとともに気温が下がり一気に体が冷え、私だけ震えだす。危険を感じ、雨具を着てようやく落ち着いた。
「素晴らしいロケーションのなか豪快な」と表現される懸垂下降は、そんな状態のため安全に懸垂下降することに必死で景色はほぼみていない。
3連休の天気予報がよくないせいか、熊の岩には誰もいない。去年と同様雪も少なく、お盆も誰もいない熊の岩になりそうだ。
岩を乗り越え浮石だらけの斜面を登ると・・・・DOIさんが、見えた!と頂上の社を示してくれた。ここでメンバーがそろうのを待って、みんなで頂上!
日の入り後だったので記念写真は翌朝にお預け。BV地を探しテントを張る。雪渓から水をとるのは難しそうなのでゴミ袋に雪渓を崩し集め水を作ることに。ここで大きな雪の塊を作り出すことにやりがいを感じていたけど鍋にはいりにくく融かしづらい。こういうときは小さいものをとることが〇。
翌日は剱沢 で雨が降り出したため立山稜線を歩くことはあきらめ剱御前から雷鳥沢に向けて下降。雷鳥沢から室堂までは本降りで瞑想修行。
7/13 8:10 室堂ー11:20剱沢キャンプ場ー12:03平蔵谷出合ー16:37源次郎尾根I峰ー17:30源次郎尾根II峰ー19:40剱岳ーBV地
7/14 5:28剱岳ー8:15剱沢キャンプ場ー10:22雷鳥沢キャンプ場ー11:07室堂