山行期間 | 6/15 |
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メンバー | MTU,OTK,YMO |
山行地域 | 御在所 東多古知谷 |
山行スタイル | 大滝登攀 |
大滝登攀をしに、御在所にある百閒滝(ひゃっけんたき)に行ってきました。
憧れの大滝登攀。危ないイメージがあるし迷ったが、この百間滝は入門で、記録も多く、沢登りの経験がほとんどない自分でも行けそう?とおもえたのでこの滝を1本目に選んだ
表道登山道から入山。
↑入渓点
登山口すぐ近くの堰堤うえから入渓して、いくつか小滝を越える。
谷は藤内沢のような茶色っぽい花崗岩で御在所っぽいなあという感じ。
最後10m斜瀑を越えると百閒滝に出る。
落差は70m。出だし以外は寝ているせいか、威圧感はあまりない。けどでかい。
クライミングシューズに履き替えて取り付いた。
出だし核心で、ハンドクラックとガバで思い切って体を上げる。
あとは階段、と思いきやその後の凹角が少し悪い。チムニー登りみたくズリズリ上がって、終了点へ。M1年目のOTKさんはチムニーどころか外岩も数回程度だがズリズリ(ノーテン)で突破。す、すげえ…というかチムニー1発目がこんなところですみません…
終了点は芯だけのボルトなのでナッツのワイヤーを引っ掛けて作成する。なので要ナッツ。
2p目、そのまま左岸を上がると階段だが、階段すぎたので、思い切って水線真ん中を行ってみた。
真ん中はスラブだったが、意外にフリクションが効きうまい具合にクラックも走っているので、プロテクションも取れる。そのまま直接落ち口へ抜け、立ち木で切った。落ち口手前がランナウト気味ですこし気持ち悪い。
←落ち口にて。OTKさんとMTUさん。
落ち口で大休止。夏のクライミングではフライパン状態が常だが、今回は寒いくらいだった。
ハーケンの練習をしたりしてしばしのんびり。
百閒滝を登った後は同ルート下降する予定だったが、時間もあったのでそのまま遡行し山頂まで行くことにした。
この東多古知谷はロープ不要の小滝が多く、ずっと滝を登っているような感じ。
水流が少なくなり登山道と合流するとそこでガチャ類をしまい、30分くらいで山頂へ。
御在所の山頂は初めてだったが人の多さにびっくりした。ロープウェイがあるためか街着の人やオサレ登山者が多く、
圧倒的場違い感。
この場違い感にももう慣れてきましたけど、さむいしさっさと下山。はよ帰ろう。
下山は表登山道で。途中で今回登った百閒滝をみれる場所があり、ちょうど登っている人がいた。この日はたぶん3パーティくらい取りついていた(自分たち含め)
休日に行く際は、はやめに取りつくのが吉。
アスファルト道を出たあと、せっかくなのでとなりの西多古知谷の大滝も見学した。
あれは百閒滝よりも数段難しいらしい。
いつか行ってみたい
見学後、駐車地にもどり帰阪
百閒滝、たった2ピッチでありながら、クラック、チムニー登り、スラブと楽しい登攀でした。
また、百閒滝の登攀自体は言うほど入門か?という感じだったがクラックやリスが多く、プロテクションはとり放題。あとフリクション抜群(このときは)。こういうところが入門なのかなと思う。
大滝登攀(沢登り)をやっていれば総合力つきそうだし、本チャンの悪いところも快適に感じること間違いなし、だと思うので少しずつやっていきたいです。
使用ギア
ハーフロープ×2、カム0.3~3×2セット(多すぎた。0.75~2だけ2セットで十分)、ナッツ、ハーケン数枚、ハンマーなど
YMO