山行期間 | 2023年3月11日 |
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メンバー | DOIS, DOIA |
山行地域 | 白山 |
山行スタイル | 雪山ハイキング |
いまでは秘境感ゼロ、登山者が押し寄せる「百四丈滝」に行ってきました。
百四丈滝は、石川県白山市の尾添川にかかる滝。白山有数の巨瀑で、裏見の滝としては、国内最大級の規模を誇る。1987年に加賀禅定道が復元されるまでは、一般登山者の目に触れることのない「幻の滝」とされていた。「日本の滝百選」には含まれていない。
形態は完全な直瀑であり、かつ落口の流速が大きいため、水流は滝壺に至るまで岩壁に一切触れることがない。そのため滝の裏側に周り込むことの出来る裏見の滝となっている。
一帯は豪雪地帯として知られるが豊富な伏流水に恵まれ厳冬期にも流れが絶えることはない。冬期には滝壺に降り積もった雪に加えて滝の飛沫が凍結・成長して、直径10 m、高さ40 mにも達する巨大な氷の壺を作り出す。
と、Wikipediaにある。
4時半白山一里野温泉スキー場の先の除雪終了点に到着するとすでに20台ほどの車が並んでいた。
日帰り登山者が多く、中には1時出発という方も。私たちはテント泊装備で5時に出発した。
口長倉山を越え、奥長倉山を越えて美女坂の頭も越えていく。その先の展望台から下を覗くと百四丈滝が小さく見えた。滝壺へはここから300m高度を下げる。
色々な記録で何度も写真を見ていたが、近くで見る滝壺と滝は迫力がヤバかった。
滝壺の上に上がると水飛沫でびっちょびちょになったが、この日は気温が高く暑かったので丁度良かった。
お目当てのものを堪能したあとは300m登り返しての下山。
テント泊をやめ、ヘッデン覚悟で帰ることにした。
アップダウンで足がやられ、飲み水も尽き、行動食も喉が通らない。雪を食べて凌いでいたがもう限界である。
ガスとコッヘルを出して水作り。暖かい飲み物を飲んで元気になったところで行動再開。
樹林帯に入った頃には真っ暗。熊は?お腹を空かせているのでは?急に怖くなった。森のクマさんの歌を歌うも息が続かず、「ホーホイ」と叫びながらの下山となった。「ホーホイ」は何にでも使える。便利だ。