山行期間 | 2023年1月2日〜1月4日 |
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メンバー | NGS,DOIS,DOIA,YSD |
山行地域 | 西穂高岳 西穂西尾根 |
山行スタイル | 冬季バリエーション |
1月2日6:00に新穂高を出発。出だしから中々雪が多い。
さてどんな山行になるのか?
いきなりの急登に苦しめられる。ワカンを履いてのラッセルが続く。
先輩方のラッセルが早くてびっくりした。
着いて行くのがやっとの登りだった。
13:10やっとこさ1946の地点に着く。テント場まで辿り着けるのか?
体はクタクタである。17時にテント設営が出来た。目的地の2400迄は行けず。
2230位のなんとか張れそうな場所に素早く設営した。
温かい食べ物と温かい飲み物で体の芯から癒される。
明日の天候が心配だ。なんとか西穂高岳迄抜けれるといいのだが。
1月3日5:45分出発。出だしから雪の量が半端ない。雪がパウダー状でなかなか固まらず
何度も足が抜けた。先輩方はそんなに抜けたりしない。自分の経験不足を痛感した。
大変な思いをしてやっと出てきた第一岩壁に全員が歓喜した。しかし山頂はまだまだ
先である。第一岩壁をクリアし稜線へ出た。とても寒かったがお日様が数回出てきた時には
気持ちが良く安心出来た。
しっかりとピッケルを刺し緊張しながら進む。
核心部。ここだけではないが1番気を使った所。慎重に一歩一歩登る。
かなりの疲労が出てきているのでなおさら注意しないといけない。
13:40分西穂高岳に登頂!ゆっくりはしていられないのですぐに下山開始。
西穂高岳からの下りは方向を間違えないようにしっかり確認してから進んだ。
西穂山荘の手前30分位でヘッドライト装着。すっかり日が暮れてしまった。
本当に見えにくい。しばらく暗闇を歩くと西穂山荘の灯りが見えた。
安堵の気持ちでいっぱいだった。
この日はそのまま小屋に素泊まりさせていただき久しぶりに熟睡出来た。
温かい布団や部屋の有難さをしみじみと感じることが出来た。
4日はロープウェイ迄下山するだけだったけど体が重くて仕方なかった。
少しの登りもやっとなくらいだ。
ロープウェイ駅に着き2023年幕開けの山行は終わった。
先輩方の強さに感動と憧れを抱いだ山行になった。
リーダー初め先輩方、ありがとうございました。