山行期間 | 2020年8月8-9日 |
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メンバー | DTE ABE MSD SUM |
山行地域 | 御在所 藤内壁 |
山行スタイル | アルパインクライミング |
泉州山岳会に入会してから幾度となくチャンスを逃していた御在所の藤内壁にやっとデビューの機会を得た。
1日目:午前1時頃に藤内小屋でテントを張り就寝。
午前6時過ぎ出発。「これがウサギの耳か」「これがテストストーンか」と確認しながら歩いていると前尾根スタート地点となるP7の取り付きに到着。
(P7取付き)
ここからは、ABE-SUM、DTE-MSDの2パーティーに別れてABEさんから登攀開始。
P7、P6は難度高めなので、慎重に登り終えた。その後、コンテで歩きの区間あり、トラバースあり、難易度低めのところはリードをさせてもらいながらP2のコルまで到達。
最後はP2ヤグラをザックなしで登攀。4人全員が登頂して記念撮影。お疲れさまでした。
装備を解除して国見峠を目指して歩き始めたところ小さなピークが。「これがP1や」と教えていただき、「これで前尾根完登」と納得した次第。
初めての前尾根且つ長いマルチピッチであったが、大変勉強になった。冷静にルートを見極めて登る力、素早い行動・ロープワークなど、アルパインの基礎要素満載で、引き出しを増やすことが出来た。
近いうちに、また来るぞ!
(P2ヤグラ頂上)
2日目:午前6時テン場発 午前6時50分 一の壁着。
前日に前尾根から眺めていたが、目の前にすると大きいなあという印象。
本日もABE-SUM、DTE-MSDの2パーティーに別れて登攀開始。
まず、簡単なルートを選んでいただきフランケ南面0ルートをABEさんリードで。続いて2ルート、3ルートもABEさんリードで。
(フランケ南面0ルート)
このあとSUM-MSDパーティーに組みなおして、SUMリードで登ることになった。2ルートと3ルートをリード。”スルスルと登る”イメージとはほど遠く、バタバタの連続であった。MSDさんがなかなか上がってこない。「カム突っ込みすぎてはずれへんで」とのご指導をいただいた。まだまだやなあと反省。
ABe-DTeで左ルート、最後は右ルートを4人で登って終了。お疲れさまでした。
(一の壁終了)
今回無事に御在所岳藤内壁デビューを果たすことができました。諸先輩方ありがとうございました。
(SUM記)
1日目 藤内小屋テン場発(6:15)-P7取付(6:50)-P6(8:04)-P5-P4(10:36)-P3-P2(11:30)-P1通過(13:27)-藤内小屋(15:00)
2日目 藤内小屋テン場発(6:00)-一の壁(6:50)-終了(12:00)