山行期間 | 2020年8月14日(夜)~8月16日 |
---|---|
メンバー | OSM、OKD |
山行地域 | 岐阜県 木曽川水系 |
山行スタイル | 沢登り |
夏合宿1日目のサバイバル訓練(別名:渓流釣り)を無事に終え、2日目は沢登りです。事前情報では初心者向けで「登攀要素はほぼ無く、河原歩き」との事。しかし思わぬ強敵が現れる事に!!
渡合温泉近くの駐車場を出発、高樽橋から階段で滝見台まで降りて入渓します。
河原歩きと簡単な渡渉が続きます。天気は快晴、水も景色も美しい。しばらく歩くとハエの様な虫が集まってきました。このハエみたいな虫がやたら、体にまとわりついてきます。そして、あっというまにその数は100匹以上に!!緑の目に、背中に白い模様、尾はシマシマ。その虫が隙あらば噛みついてきます。手首や首筋、肌の出ているところを狙ってきます。手で払っても逃げません。思わぬ強敵出現です!!特にOSMさんの紺色のズボンは虫で埋め尽くされています。
やがて2段の堰堤が現れ、これを両方とも左岸巻きで超えます。巻き道では虫がずいぶん減ったのですが、沢に降りたとたんに再び襲撃が!!もう虫に追われて歩き続けるしかありません。
時折、へつったり、胸くらいまでの水の中を進んだりします。
しばらく進むとゴルジュ登場。泳ぎです。初心者向けの事前情報は一体・・・。
OKDは泳ぎが苦手なのでOSMさんにお助けひもで引っ張ってもらいます(引っ張ってもらえる泳ぎは楽しい!!)。3回ほどの泳ぎでゴルジュを抜けました。やはり沢は水量次第で難易度が変わります。
そして2つめの堰堤。堰堤の直前の右岸に巻けそうな個所を見つけるも、落石がありそうなので避ける事に。少し戻ったところに巻けそうなルート発見。傾斜が強く泥でフェルトでは滑るものの、生きた木の根を頼りに登ります。やや高巻きながら、降りは簡単に沢に戻れます。そして虫の再再襲撃・・・。
3つ目の堰堤を右岸巻きで林道まで上がります。あとわずか遡行できたのですが、これ以上虫の襲撃を受けたくないので終了となりました。
泳ぎあり、虫の襲撃ありの楽しい夏合宿は無事に終わりました。この虫がいない季節にまた来たいです!!
(襲撃してきた虫について)
調べたところ、おそらくはイヨシロオビアブだと思われます。きれいな渓流に生息して、集団で血を吸いに襲ってくるとの事。動くものに反応するので手で払うとよけいに集まってくるらしいです。あと紺色が好きとか(OSMさんの紺色のズボンに密集していたわけです)。ほんと出会いたくないです・・・。
(行動記録)
駐車場 6:00―6:40 高樽橋 ―6:55 入渓―8:00 二段の堰堤―8:35 ゴルジュ― 8:50 堰堤―9:20 堰堤―9:25 林道