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夏合宿 釈迦ヶ岳から八経ヶ岳20/08/10

山行期間 2020年8/7夜~9
メンバー OSM OKD TKH
山行地域 釈迦ヶ岳から八経ヶ岳
山行スタイル ピークハント


Ⅿチームにあがって初めての夏合宿。不安と期待の入り混じった気持ちで行ってきました。当初の計画では餓鬼岳から燕岳への縦走を計画していたのですが、時節柄テント場の予約をしないといけないことを忘れていまして、気づいたときには餓鬼岳も燕山荘のテント場も満室ということで急遽釈迦が岳から八経ヶ岳の計画に変更となりました。

猿谷ダムの近くで仮眠をとり次の朝5時半ごろに出発し、6時半ごろに太尾登山口に到着。この時すでに駐車場は一杯で私たち2台がなんとかぎりぎり停めることができました。天気も良く、気持ちの良い出発となりました。釈迦が岳まではゆるやかな登りが続き、写真を撮ったり花を観賞したりしながら歩きます。釈迦が岳の少し手前の千丈平のかくし水が思っていたほど水の出が少なくて少し不安になりました。

釈迦が岳をすぎるとすぐ馬の背、杖捨てと言われる鎖やロープの張られた岩々を進んでいきます。怖かったです、、、。あまり下を見ず、何も考えずただひたすら目の前だけを見て進むこと1時間余り。今度はトラバース道。ひざ丈の笹で道が隠れていて途中に穴があいていたりして足元が見えません。木の根が突き出ていたりしているので慎重に歩いていきます。しかし、OSMリーダーが先頭を歩いてくださり気持ちが少し楽になりました。

途中「鳥の水」という水場があるのですが、いつもなら豊富に水が流れ出ているらしいのですが、その時はほんの少ししか出ておらず本当にチョロチョロという感じ。先ほどの千丈平のかくし水の事もありOSMリーダーが「もし、予定通り楊子ノ宿小屋まで行って水が枯れていたら大変なのでこの鳥の水の近くでテントを張りましょう」と即座に判断してくださいました。テントを張り荷物をデポし楊子ノ宿小屋までいくとやはりOSⅯリーダーの予想通り水場は枯れていて先ほどのところでテントを張って大正解でした。OSⅯリーダーありがとうございました。すごく勉強になりました。その後楊枝ノ森あたりまで行って時間切れで引き返し、テントに戻ってきたのは15:00頃でした。

OSMリーダーとOKDさんは各々ツエルトを張り、私は初めてソロテントを張りました。昼間はすごく良い天気でしたのに、夜になると風が強くなり、さらに雨まで降ってきて「山の天気はやっぱりわからないなー」と改めて思いました。なので、夕日も星空も見れませんでしたが次の日の朝は雨もやみなんとか出発できる状況でした。しかしながら途中の道は雨で濡れてるし、石には苔がついて滑りやすいしで私はペースダウンしてしまいましたが、心強いお二人に守られて何とか釈迦が岳まで帰ってきました。

Мチームにあがって最初の泊り山行でしたのでとても不安が大きかったのですが天気にも恵まれなんとか無事に終えることができて大きな自信となりました。餓鬼岳は難しそうですが、いつかまたチャレンジしてみたいと思います。

途中、動物や虫、天気などいろいろなお話をしてくださり、皆さん本当に知識が豊富で楽しく歩くことができました。ありがとうございました。トリカブト?

そして今回「水場の大切さ」も改めて考えさせられました。

TKH記

 

 

<8月8日> 6:35太尾登山口→ 7:30古田の森→ 8:30釈迦が岳山頂→ 9:50孔雀岳→ 11:10テント場→ 11:45仏生ヶ岳→ 12:30楊子ノ宿小屋→15:00テント場

<8月9日> 6:00テント場→7:20釈迦が岳→9:50太尾登山口