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冬山はじめ、立山19/11/26

山行期間 2019年11月22日夜~24日
メンバー SGY・ABE・SZK・YSZ・KSI
山行地域 立山
山行スタイル 雪山


冬山準備とクレバスレスキューを練習するため、立山に向かった。当初は唐松岳を予定していたがゴンドラが運行開始しておらず急遽行き先を変更した。
ケーブルは8:40が始発。道中の相談で、雪のコンディション次第だが、立山三山を雄山からラウンドして雷鳥沢に行くには始発に乗りたいという事で7時に起床、行列に加わり8:50の臨時便チケットを入手した。シーズン始まりに沸き立つスキーヤーが多く占める。その中に今は富山に住む元会メンバーが。最近ご結婚されたということで幸せいっぱいのご様子🎶おめでとうございます!

   

 青く晴れ渡った空の下、一ノ越、雄山を目指す。一ノ越まで雪の量も多くなくコンディションも悪くない。メンバーは立山三山ラウンドやる気満々!私も雄山から先は未経験なので行ってみたいが下りに雪が多いと時間がかかるなあ、と思いつつ頂上へ。
神社に荷物を置き空身で山頂に立つ。「すっごくキレイですよ〜!(バックの青空が)」と言われながら記念撮影してもらい、ウキウキでこれから行く稜線を視察しているとヘリがホバリングしたり行ったり来たり。どうやら稜線から滑落があったようだ。

   

気を引き締めて行こう、と再度ルートを間近で偵察する。大汝山への出だしのトレースが夏道となる室堂方面に見当たらず、斜面は凍っている。トラバースに失敗すれば数百メートル一気に落ちてしまう。リーダー、サブリーダーが前爪なら、ロープあれば、など相談するが、メンバーの技術と今回の目的を考慮の上、このまま下り雷鳥沢でレスキュー練習することとした。
雷鳥沢でテント設営後、クレバスレスキューの練習をする。立山連山がロゼワインのようにほわっと色づき周りが写真をとる中、我々はこうかな、ああかな、と一生懸命。寒くてたまらなくなったところで一旦練習は終了。この日はメンバーフル回転で水作りして就寝した。

  

翌日は4:30起床、テント撤収。夜明け前の夜空を見上げると、星が動いている?西から東にかけてほぼ一列に流れる数十個の光。衛星の割には綺麗に並んで流れている。きっとUFOとの結論。はじめて未知と遭遇した。(後に恐らく大量に打ち上げられた人工衛星であろうと結論)
さて、練習はというと、就寝中にリーダーが色々復習していただいてたおかげ(⁈)で、パートナーが滑落した後の確保を3(あらかじめセットしたプルージックの利用、+ムンターミュール、他構築)練習、課題を洗い出した。翌週からのトレーニングで練習しよう!と意気込み新たに今回のプレ冬山を終えた。

(注)雷鳥沢のテント場は閉鎖中。携帯トイレが必要です。室堂で1つ300円で売っています。

11/23  室堂10:30→一ノ越11:45→雄山12:50→一ノ越14:05→雷鳥沢15:35,クレバスレスキュー16:0017:00
11/24  クレバスレスキュー6:008:00,雷鳥沢8:10→室堂9:05

SZK記