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爺ヶ岳東尾根の偵察または藪漕ぎ特訓19/11/17

山行期間 11月16日ー17日
メンバー MSD KNS DTE
山行スタイル 偵察


大ベテランお二人と年末の偵察に行きましたので報告です。

11月16日 曇り時々雨

前夜に松川の道の駅まで行ってゆっくりめに仮眠し、7時20分取り付きの鹿島集落から出発しました。

取り付きは旧鹿島山荘さんの裏手の石碑やお墓の辺りです。

川沿いを山に向かって右側を行き、堰堤の先を右手の斜面(急登)を登る。

このあたりは冬でも雪が少ないのだろううっすらトレースがあります。

藪漕ぎと聞いていたが案外行けるかもと思ってしまったが甘かった。甘かった〜。

1,500m手前のジャンクションピークから東尾根に入ってしばらくで藪が濃くなりました。

最初は笹の中を歩くだけだがだんだん枝が太くなってきて木になってきて、進まなくなりました(笑)1時間100m登高くらい…?

天気予報どおりのみぞれまじりの雨と深い藪が冷たく、折れた枝が目に突き刺さりかけて魂が抜けていく・・・。それにしても藪にもやっぱり防寒テ○○☆が大活躍でした

1,766mジャンクションピークで正午。この付近の藪は壮絶でした。この先もずっと藪だと聞いていて、P3まで行ってもテント張れるか怪しいのでここで引き返すことにしました。

ここでテント場を探していると、ふと来た方向が怪しくなってきてあたふたしてGPSを確認。危ない。

藪の中の下山は本当に注意が必要です。

1,600m付近まで戻ってテントをはれそうな場所があったので、せっかくお水も担いできたしそこで泊まりました。

標高は低いけどびしょぬれで寒くて冬が始まったな~という感じがしました。夜中すごい風が吹いていたけど樹林帯のど真ん中超安全なテントでした。

11月17日 晴れ

7時に撤収して再び藪の中を帰る。トレースしにきたのか、藪漕ぎに来たのかよく分からない感じですが、無心に藪を行くのはちょっと、楽しかった。。顔がキズだらけアラフォー。

   

稜線が遠くに見えます。真っ白♪♪

東尾根は取り付きから1,500mくらいまでたくさんテープが付けられていましたが、せっかく持ってきたので念のためテープを増やしてきました。

降りているとなんと一人で日帰り偵察のお兄さんが上がってこられました。

私たちを見て、ピーク行ったんですか?!と聞かれましたが下りがこわいのでアイゼンをつけていただけです。。また年末に~~^^/

昨年の同じ時期に土日でピークまで行って赤岩尾根を下山しているNGY山岳会さんの記録もあって、すごいなーと思いました。

ベテランお二人も久しぶりの本格的な藪漕ぎにお腹いっぱいの様子で、雪が少ないようだったら南尾根から行こう!と話しながら信濃大町でカキフライスープカレーを食べて帰阪しました。

メンバーの皆さん鹿島は遠いです。がんばりましょ!!(^o^)//

行動記録

11月16日

7:20 鹿島山荘

9:20 爺ヶ岳東尾根1,476mJP

12:00 1,736mJP

13:00 1,650mBV

11月17日

7:20 BV

10:00 鹿島山荘