山行期間 | 2019/5/2~5/4 |
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メンバー | skt,mtu,tkr |
山行地域 | 剣岳 |
山行スタイル | 積雪期ピークハント、登攀 |
いよいよ春合宿、目指すは、剣岳北方稜線と南壁A2登攀。
しかし、行程の4/30~5/3のうち、5/1~5/2が雨との予報。
とりあえず出発を見合わせる。
諦めムードの中、リーダーが、4/30の昼に出発を決断。
富山に夕方到着、ラーメン屋で天気予報を確認しながら行程を相談。
やはり天候の回復は見込めず馬場島で3泊沈殿し、早月尾根からピークハントだけ1泊で行う、
北方稜線と南壁A2登攀は諦めるとのこと。
「出発早すぎでしょ~。」とラーメンを食べながらブツブツ愚痴り、平成が終わる。
翌日、令和元年初日、
残り2泊の沈殿のため、本屋でそれぞれ書籍、スーパーでBBQ一式購入。
明日のBBQも楽しみになる。
翌日、5/2
AM9時、まとまった雨雲がぬけ、一気に天気回復。
打合せでの予定より1日早く山行開始、早月尾根からピークハントと南壁登攀も出来る日程も確保出来た。
雨上がりの緩んだ雪をテクテク登る。
早月小屋まで5時間で到着。
小屋に到着すると係の人に、「(大)は小屋のトイレを使ってください」と言われる。
なるほど、あっちこっちでキジ跡があるかなりやばい光景。
翌朝、5/3
AM5時出発。快晴。雪は、まぁまぁ締まっていて、丁度歩きやすい。
途中、先行していた名古屋山岳会3人Pに、先頭を譲ってもらう。
やらしい雪庇下のトラバースもトレースは無かったが、さほど問題なく無事クリア。
8:30山頂手前の別山尾根の分岐に到着。
南壁A2の取付きをめざし別山尾根を下り平蔵のコルまでおりる。
平蔵のコルから150Mほど源次郎尾根の方向へトラバースし取付き到着。
2ピッチまで雪に埋もれてたので、3ピッチ目の支点に取付き9:20登攀スタート。
さっきまでの快晴をうって変わってガスガスになる。
Ⅲ級で簡単だとのことで、私のリード。
でも、かなり難しい、とゆうか岩がゆるい。
ひやひやしながら、支点のあるポイントに到着。
残り2ピッチは、TYKさんに委ねる。
TYKのナイスクライミングで無事登攀成功、そのままピークをつめる。
12.30登頂。ガスガスで視界無しでも達成感で大満足。
下りは、2回の懸垂もあり16:00に早月小屋到着。
早月小屋で夕日を見ながら祝杯を上げ就寝。
翌日、5/4AM6時下山開始。
無事、9時に馬場島下山\(~o~)/。
予備ルートの山行でしたが全行程を遂行出来ました。
思い返せば、出発はフライングかなと思いましたが、
結果的には、登攀も出来て大正解。
リーダー様ありがとうございます。
今回の合宿は来年の海外遠征のトレーニング増まえた山行だったので、
首の皮1枚で繋がったかなって感じです。
今後もよろしくお願いします。
記 MTU