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白馬主稜日和19/05/07

山行期間 2019年5月3日-5月4日
メンバー UET(L)  DTE
山行地域 白馬岳
山行スタイル エンジョイ!アルパインクライミング


このルートは過去2回、悪天候で諦めたというリーダー。

3度目の正直でやっとお天気に恵まれたようです。

5月3日 晴れ

6時30分猿倉を出発。1時間くらい歩いて白馬尻のすごいデブリを越えながら右のほうにトラバースして、ダケカンバの広い斜面が主稜の取り付き。

下のほうは岩とブッシュが出ていて、特に7峰ピーク手前はシュルンドが開いておそろしかった。。

  

前のパーティを追い越しながら6峰、5峰、4峰とこえて行くと正午、3峰手前に前夜泊まった人の快適なテント場があったのでそこで行動終了する。

 

そこで2峰の先くらいを登っていたパーティが、滑落によりヘリで救助される様子を見ました。

私は翌日の核心部を思って震え上がっていましたが、リーダーは午後いっぱい余裕のお昼寝でした。

5月4日 晴れ

美しい朝日とモルゲンロートのBV地点から4時45分に出発。

3峰、2峰を越えて2時間くらいで核心部の山頂直下雪壁の取り付き点に到着しました。

ここは安定した雪面。

  

50mロープ1ピッチで行けるかも、と最初の方をフリーで登ってみますが、すぐに氷が出てきたのであわわとクライムダウンして再び取り付き。

核心部は長く見えるが。2ピッチ目のビレイ点で、山頂の雪庇の上からひょっこり顔を出したおじさんの顔の近さで、終了点が意外に近く2ピッチで終わることが分かりました。

かなり慎重に掘ったけど、リードが墜落したら足場ごと崩れ落ちるかも…というくらい雪はグズグズでした。

  

7時30分無事に白馬の山頂に立つことができました。

リーダーありがとうございました!!!

大雪渓で大失態の下降ののち、おそばとアイスを食べて八方尾根へ春スキーに向かいました♪

来年も雪の季節が楽しみです。

(行動記録)

20190503

0630 猿倉

0730 白馬尻

0830 8峰

1200 3・4峰コル付近BV

20190504

0445 BV

0730 白馬岳

1015 猿倉