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冬合宿 五竜岳遠見尾根18/02/11

山行期間 2017年12月27日(夜)~29日
メンバー OSM, OKD, MSD, ABE, SZK, BAN
山行地域 北アルプス
山行スタイル ピークハント

冬合宿に五竜岳の遠見尾根に行ってきました。大阪を出発する日の昼まで大雪警報が出ており、2泊3日でピークを踏むのは無理だろうと思っての出発だった。スキー場の駐車場までは、除雪がしてあったので、思っていたより苦労することなく行くことができた。テレキャビンを下りると、アルプス平は風が強く、ここから目出帽をつけることにした。ゲレンデの終わりで、ワカンをつけた。予定では地蔵の頭は巻くことにしていたが、ルートがわからず、頭に上がることにした。

   

しかし、まさかのバンザイラッセル。進まない。ザックを下してラッセルを交代することにした。ここでこれだったら、小遠見山まで届かないのでは?

地蔵のコルに向かって下りているときに、まさかのトレース発見。ガスがかかっている中、声が聞こえる。よーく見ると数人のパーティが登っている。トレースを使わせてもらい追いつくと、大学のワンゲル20数人が、ラッセルの練習で小遠見山まで日帰りでトレーニングをしていた。

追いついた辺りから樹林がなくなり、強い風。ここからはワンゲルと別々にラッセル。さすがに若いし、荷物も日帰りなので離されてしまった。それでもだいぶんついて行けたと思う。

 

大学のパーティは、先に撤退。一ノ背の髪でさらに風が強くなり、撤退することにした。大学生が先に撤退してトレースをつけてくれたので良かったが、もしなかったら苦労したかもしれない。

このまま帰ることもできたが、地蔵のコルで泊まることにした。テント設置後からコル辺りも猛烈な風が吹き始め、寒かった。トイレに行くのも一苦労だった。運良く、寝るころには風が収まり、快適に寝ることができた。

2日目は、下山することにした。テレキャビンの時間まで、ラッセルの練習で上がれるところまで練習した。

   

   

まさか小遠見山まで届かないことになるとは、思っていませんでした。しかし、中途半端な雪の状態よりは、メンバー全員にいい経験になったのではないかと思います。