山行期間 | 2017年8月25日夜~26日 |
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メンバー | ABE、WDZ、DTE、KRA、HND |
山行地域 | 鈴鹿御在所山 |
山行スタイル | アルパインクライミング |
秋のクライミングシーズンに向けて、マルチピッチクライミングのトレーニング。
今回は御在所藤内壁の中尾根に行ってきました。
今回の目標は、全員で、フォローは何でもありで、とにかく最低でもP2まで突破すること。
できれば全員残置無視で、と思っていましたが、それは今後の課題となりました。
前夜遅く離阪し、現地近くの某所で仮眠。
5時に起床した時には、雨がしとしと降っていた。
午前中は少し雨が残りそうな予報ですが、とにかく出発することに。
するとすぐに雨はやみ、結局この日は程よい涼しさで、快適な一日になった。
途中、藤内小屋付近で、今夜宿泊組のテントを張る。
テント場は、昨夜入山したと思われるテントが3張り。
藤内壁に来ると予想されるので、先を急いだ方が良さそう。
不要な荷物は中又付近にデポし、トップは空身にできるように荷物をまとめる。
中尾根P4の1ピッチ目に、無事一番乗りで到着。
登攀準備をしている間に、ぞくぞくと後続パーティーが来たので、間一髪でした。
P4
1ピッチ目のチムニーで、ザックを担いだフォローが少し苦労しました。
P3
後続の1パーティーが、先回りして取付いてしまっており、ここから大渋滞に。
想定外。
P2
出だしのいつ崩壊するか分からないフレークは、まだちゃんとくっついていた。
2ピッチ目の中間部は苦労したが、お助け紐を垂らしたり、A0を交えたり、何とか突破できた。
ここまでで最低限の目標は達成でしたが、せっかくなのでP1も登りましょう。
P1
ここはフォローも空身で。
ずりずりチムニーを這い上がる。
チムニーから外に飛び出すところがスリリング。
ここも無事全員で突破でき、充実しました。
P1からは懸垂3ピッチでデポ地点へ。
計画では、余った時間で一の壁を登攀予定でしたが、渋滞でかなり待ち時間があったので、すでに日が傾き始めていました。
今日はここで終了。
今回の山行では、ゲレンデでは経験できない知識と技術を得させてくれました。
ぜひ今後の山行に活かしていきたいですね。
みなさん、お疲れ様でした。