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小豆島クライミングトリップ17/08/05

山行期間 2017年7月14日(夜)~17日
メンバー YMG、SKD、MRJ
山行地域 小豆島
山行スタイル マルチピッチ、フリー


7月3連休、当初計画していた剱岳八ッ峰を降雨予報のため断念し、代替案として準備していた小豆島でのクライミングを実施することとした。

 

7/15(土)

雑魚寝のフェリーで快適に寝て、朝7:30に小豆島到着。

初日は拇(おやゆび)岩の「赤いクラック」でマルチピッチクライミング。

すぐにコンビニに寄り、行動食、水を買い込み、駐車場の車中で朝食を済ませ、拇岩の取り付きに向かう。車で進むにつれ、本当に親指を「Good!」と立てたような形状の岩塔が目に飛び込んでくる。道の脇に車を停めて準備をし、来た道を少し戻って、「拇岩」と書かれた小さな看板のところから入山。テープを手がかりに登山道を進み、10分も歩けば岩壁に到着した。

5ピッチのルートを、SKDさんがオールリード、YMGリーダーと私がオールフォローで行く。今回、初の人工登攀があるルートということで、先日アブミの練習したばかりの私は、うまくできるか少しドキドキ・・・。

結果的には、私はせっかく練習して持参もしたアブミは一切使わず、力任せのA0突破をしてしまった。YMGさんはしっかりアブミを使用し、難所をクリア。

2ピッチも進むと高度感が増し、次第に瀬戸内の海も見えてくる!テンションがあがります。その代わり暑さとの戦いで、ピッチを切るごとに水分補給を心がける。

途中、本来のルートを若干外したようだが、無事に5ピッチで拇岩の一番高いところに到達!岩塔の上は代わる代わる記念撮影をして、岩の頂上からの景色を堪能。テープと残置ロープをたどって、急な斜面を慎重に下山。登りは約5時間かかったが、下りはあっという間の20分!?

片づけをしたら、お楽しみの買出しへ。島のスーパーで肉をたくさん買い込み、キャンプ場でYMGシェフのバーベキュー料理を堪能!キャンプ場には、普段お目にかかることがない「パリピ集団」が登場し、彼らを観察して楽しみ、蚊と大量の羽虫に悩まされながらも、キャンプ場の地面に直接マットを敷いて、星空を眺めていたらあっという間に睡魔が・・・。

 

7/16(日)

二日目、キャンプ場から徒歩3分の吉田の岩場でフリークライミング。エンクラ気分でのんびり岩場に向かったものの、すでに日なたは大変な暑さ!多少の日陰と風通しを求めて場所を移動するも、時間の経過とともに、岩に熱がこもり、岩をつかもうにも、触ると「あちち!」と思わず声が出てしまう状態に!それでも1人5本はがんばって登っただろうか?最終的に、SKDさんが「暑い暑い」といいながら終了点からロワーダウンした顔が、真っ赤にほてっているのを見て、ナースのYMGさんが強制終了を宣告!熱中症でも発症しては大変、ということで、スタコラサッサとキャンプ場に戻った。

その後はまた楽しいキャンプモードへ。二日目のYMGシェフのメニューはアルミホイルを駆使したアヒージョ尽くし!大変美味しくいただきました。大々々満足です。

昨夜の羽虫は異常発生だったようで、今日はまったく気配なし。二日目の夜も、ほどよくアルコールを摂取し、いい気分になったところで、地面にマットを敷いて、夜空を眺める。そして3人とも、そのまますやすや・・・。

 

7/17(月祝)

昨日の反省を生かし、7:00にキャンプ場出発。徒歩5分、少しだけ奥の岩場へ。3本ずつ登り、5.10bのルートはトップロープで楽しみ、9:00過ぎに撤収。キャンプ場に戻ってテント類も撤収し、お風呂に入ったあとは、オリーブ・醤油ソフトクリーム観光や素敵なカフェでのランチを楽しみ、15:00の船で小豆島を後にした。

次は秋や春など、もう少し快適な季節に、存分にクライミングを楽しみたい!

YMGリーダー&シェフ、お目付け役SKDさん、大変お世話になりました。