山行期間 | 2017.7.15-17 |
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メンバー | 安部 伊達 宇津 |
山行地域 | 北アルプス |
山行スタイル | 縦走 |
春に引き続き懲りずにまたもや剱です。
しかも今回は八ッ峰縦走(予定)
室堂より2時間。
剱・八ッ峰の全貌が現れました。
あ~ンド
八つ峰ど~ん
1、2間ルンゼまだ雪がしっかり残っている様子
本日の寝床はがけっぷちの斜面
かなり狭くテントは半分空中。何とか這い松の上に乗っかっているような感じ
メンバーをロープで確保した状態で就寝。
本当に寝れるのかと思いきや、なかなかみんなたくましくしっかり熟睡。
朝一番ののぼりはかなりきついです
長次郎谷では数パーティーが登り始めているのが見えます。
今日の午後から天気は下り坂のため急いで登りたいのですが、なかなか結構な急登。
きっついです。
やっとのことで雪渓から岩稜部へ
雪渓が割れているため取り付きを詰めあげずに早めに取り付く。
これが正解だった様で、後から来たパーティーは雪渓からの取り付きにロープを出して危なげにぶら下がっていた
そして、コルへ
今回は1,2間のコル下をトラバースして2峰はカットし2,3間のコルへ
しかしここが少しいやらしく安全のためロープを出す。
春合宿に引き続きいやな予感。
後半の天気の悪化予想や予想より雪残っていること、そして何より予定外の場所でのロープ。
う~ん、稜線歩きが快適であることを祈るが、、、、、
まあ、快適。
しか~し
やはり、快適なのは最初だけ。
4峰、5峰と雪渓が半端に残っている、切れているためにルート取りに苦労する。
そのため時間のロスにより焦りが生じ、ルート取りをミスる。
なんとも負のスパイラルに陥って時間だけが過ぎていき、危険度も増していく。
というわけで5,6のコルまでの間は記録写真なんか取っているまもない状態。
、、、、、、、、、、、、、、、、。
軽く精神が崩壊し始める。
だがわれらのリーダーはさすがに強く淡々と物事をこなしていく。
というわけで5、6のコルへの降り。
最後の懸垂下降
リーダーも、最後の懸垂を楽しみながら?下降中
そして、長次郎谷への降り
なかなかのへっぴり腰。
まだまだ雪渓がパックり割れており、斜面も急なため気は抜けない。
危険地帯脱出!!
後は長次郎谷を少し下り剣沢を上り返せば終了
(写真は横向き。面倒なのでこのまま)
白いゴルフ場のような室堂までの道のり
今回も剣はええ顔してくれませんでした。
う~ん。剣は厳しい。
しかし前回に引き続き下調べがうまくいず。今回は雪渓の状態次第ではかなり大きな上り返し、場合によっては往路下山の大撤退を強いられる状況になりかけ予備日の使用も考えさせられる状況だった。(しかも悪天候の中を)
まだまだ自分には剣は早いのではと感じさせるかなりつらい参考になりました。
WDZ