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剱岳17/05/08

山行期間 2017年5月4日夜~6日
メンバー SGY(CL), MSD(SL), TYK(SL), MEM, TKH, YMS, KSH, INO, SOT, MRJ, TNK
山行地域 剱岳
山行スタイル 春山登山


2017年春合宿、SGYMSDパーティーは主に67期の新Mチームメンバーとともに、剱沢をBCとして長次郎谷より剱岳を目指しました。しかし、いやまたこれが…

 

55日 快晴

2:30立山駅駐車場着、仮眠。5:30起床、7:00過には切符売り場の行列に並ぶも、物凄い混雑で約2時間を駅構内で過ごす。渉外のYMSさんはじめ、SGYリーダー、INOさん、長時間を行列に並んで下さりありがとうございました。

9:10の臨時直通バスにようやく乗車し、室堂へ。室堂でも観光客や登山者、山スキーの人々でごった返し。後で聞くと、子どもの日ということで子どものケーブル料金が無料だったとのこと。どおりで、家族連れも多かった印象。

10:25 室堂発。雷鳥沢まで重に下りなのに、強い日差しに意外な高気温で汗だく。すれ違う登山者らも半そでで真っ赤に日焼けしている方も。このため、雷鳥沢でカッパ上下を脱ぐメンバーも。「温度差±10℃は自分で調節できる」SGYリーダーはカッパズボンをそのまま、再出発。ここから別山乗越まで登り。

日も高くなり、気温も高いため。雪がやや湿り気が多い。春山シーズンということもあり、しっかり沢山のトレースがあるため、この上を選びながら歩くことで、軟弱者の私としては体力の消耗を最小限に抑えようとした。が、息が上がる~!でも、苦しい登りであっても、次々に現れる雷鳥に癒される。そこでも恋愛劇が…一羽のオスがメスに求愛、振られるや否や、次のメスに乗り換えてまた振られた。「そんな尻軽男、要らんわ~って言われたんや」とSOTさん。

14:00剱御前小屋でトイレを借り、小休止。小屋や営業中、結構な賑わいである。ここからテン場までの下りは、テントが見えているだけに足が軽く、壮大な剱を見ながら、「八ッ峰、長次郎、源次郎」なんて言いながら歩く。14:40テン場着、テント設営に全員がスコップを持って取り掛かるも、雲の合間に見える山頂が気がかり。設営後は撮影に余念がない。

5人用テント、6人用テントに夫々わかれて幕営。夕食はシチューのご馳走!

 

56日 雨

予報によると本日は雨。雨が降れば長次郎は雪崩の巣になる、ということで、2:30起床4:00まだ暗い中を出発。ところが20分程も歩いていないところに、山岳警察に呼び止められた。「どちらに行かれますか?」「今日は雨が降るって知っていますか?」「今、遭難者の救助に徹夜でかかっていたんです。長次郎はブロック雪崩が置きかけていて、雨が降ったらどうなるかわかりますよね」等々、手厳しい。我々は引き返し、4:40剱沢キャンプ場着、撤収にかかった。そして全員で記念撮影後に剱岳を後にした。

さほど進まぬうち、雨が降り出し、我々は濡れながら別山乗越まで登り返し、稜線の突風にビビリながら数分下ったところで風が止む。この稜線沿いとの差に、山の厳しさを学んだ。

室堂に近づく程に、雨風の中傘も差せずに歩く観光客とすれ違いながら、今回の登山を終えた。

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近辺の山でのトレーニング、木曽駒での雪上訓練や唐松での稜線歩きを経ての春合宿。悪天候と県警のため、取付も偵察することなくベースキャンプから程なく帰還となったが、雨の降らないうちにBCを撤収でき、濡れ鼠のまま1泊することもなく、無事に帰ることができた。春の雪山の雪崩の恐ろしさ、気温により雪であったり雨であったり、稜線での強風に足がよろめいたり、新雪・グサグサ雪と、状況による変化を経験して行けることは非常に有意義であった。

 

行動記録

20170505

9:10 立山駅発-10:10 室堂着(直通バス)

10:25 室堂発

11:20 雷鳥沢キャンプ場 衣類調節

14:00 剱御前小屋着

14:40 剱沢キャンプ場着

 

20170506

2:30 起床

4:00 剱沢キャンプ場発(アタック装備)

4:40 剱沢キャンプ場着、撤収

5:20 剱沢キャンプ場発

6:10 雷鳥フュッテ

8:30 室堂着