山行期間 | 2月19日 |
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メンバー | TGA(L), NGS, WDZ,DTE |
山行地域 | 比良 |
山行スタイル | 冬季登攀 |
比良の堂満岳は中央稜。
アルパインでリード入門。のつもりで行きましたが、実際はルートの大部分が雪に埋まっていて、ラッセルがほとんどになりました。
2月19日、イン谷口〜金糞峠の登山道を、中央取り付きめざして6時40分に出発。
途中三つ並んだ堰堤があって、そこから第一ルンゼをつめていくと中央稜取り付きです。
堰堤からはトレースがなく、膝ラッセル。
わかん、駐車場判断で外しましたが、持ってきてもよかったな、という感じで、
第一ルンゼをつめていって、中央稜取り付きかな?というところで、登攀準備します。
1ピッチ目。NGSさんリード開始。
P1?のチムニーをセカンドのWDZさんもさっさと登っていきます。
後続の私も緊張しながらリード。木でランニングがいっぱい取れるので大丈夫そうです。
凹角を終わるとちょっとリッジですが、すぐ広い場所に出るのでそこで1ピッチ目を切りました。
ビレイしていると、先行パーティのWDZさんが戻ってきて、この先左に登っても、普通の道になってるけど?とのこと。
あれ?まだ、核心のP2、Ⅲ+クラック残ってるはずでは?
そこから大きな岩があり、右に巻いてからビレイなしで登ってみました。
岩がボロボロなので、後ろのパーティは念のためビレイしてもらい、
そのピッチが終わると、やっぱりひたすら雪稜が続いてました。
とりあえずロープをつないだまま、歩き始めました。
なかなか終わらないなので、もしかしたらさっきのがマッチ箱とP2クラックで、このまま山頂に着くのかな?と思いました。
トレースはあったのですが、雪が深く急斜面を苦労しました。
案の定、そのまま山頂に着いてしまいました。
山頂前の左ルンゼも、雪に埋まっていてどこが分岐だったか分かりませんでした。
下山は金糞峠経由で。
登攀が物足りなかったTGAリーダーは、ふわふわの雪庇にダイブでストレス発散!
暑いくらいの陽気で、もうカッパ装備も考えないといけない季節か。ちょっとさみしいです。
雪が減ってルートがはっきりする時期に、また行ってみたいです。
行動記録
20170219
0640 イン谷口
0750 第一ルンゼ堰堤
0930 中央稜取り付き(P2?)
1230堂満岳
1400金糞峠
1450 イン谷口