山行期間 | 12/23-25 |
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メンバー | MTU, NGS, WDZ, DTE |
山行地域 | 八ヶ岳 |
山行スタイル | 雪山登山 |
合宿直前の3連休。
合宿に行けないMTU先輩と相談して、天狗岳〜硫黄岳くらいに行きましょうかということに。
黒百合から入ることも考えたが、往復時間と日数を考えた結果、本沢温泉にベースを張って2回登りますかということになった。
12月22日、23時半離阪。
12月23日、稲子湯手前の車道に一部スケートリンクのような凍結箇所があり、立ち往生する。チェーンを装着し、6時稲子湯登山口P。
7時まで仮眠し、8時10分、本沢温泉を目指して登り始める。登山道は雪が解けて凍っている。暑い。
ところで、連休前半の天気予報は最悪。超冬型で2日目には強い寒気も来るらしい。
初日は本沢温泉までかな〜?という気分になる。
豪華ディナーを歩荷してくれるリーダー。
気温が高く、発泡スチロールのような霰がまう。雨にならなくて助かった。
普通のブッシュのところで踏み抜いて、無様にこける私。
11時、本沢温泉に到着。
本沢温泉のテント場は、水場が近く小屋のトイレも使えて快適そのもの。雪が少なくて竹ペグはいりません。
天気は思っていたより穏やか。でも上の方では風がごうごう鳴っているのが聞こえる。
計画ではこの日、天狗岳を目指す予定だが…
偵察もかねて行けるとこまで行きましょう。とリーダー。
ということでテント設営後12時20分、ちょっと遅いけど出発。
積雪時は白砂新道という天狗岳に直登する登山道は閉鎖されているので、夏沢峠を回ることにしていたが、初日のこの計画はちょっと無理があった。
13時10分夏沢峠やまびこ荘。
雪は60cmくらいだが、トレースがばっちりなので歩きやすい。
根石岳くらいは行きましょうか、ということで歩き続けるが、なかなか樹林帯が終わらず、タイムアウト。
14時40分、根石岳までまだ500mもあった。
明日がんばりましょう。
ということですでにザックにバスタオルを忍ばせていたリーダーは、下山途中の野天風呂で入浴。WDZさんもすかさず入浴。
女性メンバーは日が暮れるのを待つ。
山に行かなければ家で三角座りをしていただろう世間はクリスマス連休。
豪華なディナーが出てきて感動しました。
宴会後はNGS大先輩と野天風呂へ♡
山の中で全裸になる。そしてポカポカで寝れるなんて、本沢温泉はすごい良いところです。
12月24日、5時起床。
いよいよ硫黄岳から横岳を目指すべく出発の準備を整えるが、リーダーは以前から痛めていたアキレス腱の不調により、BC待機となった。無念。
足を引きずりながら本沢温泉まで来てくれたリーダーに感謝しながら、NGS大先輩にリーダー代行をお願いし、6時30分硫黄岳を目指して出発。
7時30分夏沢峠。アイゼン装着。
この日も冬型が残り、強い寒気が入ってくるため、稜線は吹雪が予想されていた。計画審議の際、硫黄岳で視界が悪い場合横岳に進むのはくれぐれも気をつけるように注意を受けていた。
正直、硫黄岳から引き返すのかな、と思っていた。
森林限界を超えたらやっぱり風が強いけど、視界もあるしトレースばっちり、ラッセルもなくて全然大丈夫。
8時45分硫黄岳。
さ、横岳行きましょう
とNGSリーダー代行。
硫黄岳からは帰りを意識してコンパスと景色に集中。でも、トレースと夏道の道標がいっぱいあるからなんだか今日は大丈夫そう。
横岳手前はリッジだが、トレースばっちりで山頂手前に冬用のハシゴがかけてあり、問題なく登れた。
9時45分横岳登頂。
問題の復路も視界が悪くないので、来た道を順調に下る。
気温はぐんぐん下がっていて、マイナス10度台。
11時30分夏沢峠、前日に登れなかった天狗岳が名残惜しいが、また今度。
12時10分無事本沢温泉に下山した。
降りてきて、硫黄岳〜横岳の稜線は、風がけっこう強かったなぁと思っていたが、NGSさん的には風のうちにカウントされていなかった様子。
ともあれ、2日目は順調に行程を終えたので、あとは温泉に入るだけ。
3日間の山行で4回温泉に入って、疲労感ゼロの雪山だった。
リーダーは多分5回以上入っていた。
(行動記録)
20161223
0810 稲子湯
0940 しらびそ小屋
1100 本沢温泉
1220 本沢温泉
1310夏沢峠 やまびこ荘
1440根石岳 手前500m位
20161224
0630本沢温泉
0730やまびこ荘
0845硫黄岳
0955横岳
1130やまびこ荘
1210本沢温泉
20161225
0630本沢温泉
0730しらびそ小屋
0900稲子湯