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冬合宿偵察 八ヶ岳17/01/02

山行期間 2016年11月25日夜~27日
メンバー TGA(L),SZK,ABE
山行地域 八ヶ岳
山行スタイル 雪山ピークハント

 

11月25日(金)夜~27日(日)で、冬合宿メンバーで冬合宿に予定している八ヶ岳に偵察に行きました。

11月26日(土)

6時20分に赤岳山荘の駐車場を出発。 トレースにそって行者小屋まで歩きます。

足の速い登山者が私たちを抜かしていきます。

冬なのに、八ヶ岳に行く人って多いんですね~。

行者小屋に近づくと、正面に八ヶ岳の稜線や大同心、小同心が見えてきました。良い天気です。

9時頃、行者小屋着。テントを設営し、アタック装備で、地蔵尾根へ向かいます。

地蔵尾根もトレースがしっかりありました。樹林帯が終わる地点でアイゼンをつけます。

樹林帯を抜けると、阿弥陀岳が、そして冬合宿に登る北稜がよく見えました。ジャンクションピークの基部への

尾根上にジグザグにトレースが見えました。ジャンクションピークからは斜度があって、岩場もある。私に登れ

るのだろうか?

CLより、「地蔵尾根は、冬合宿のときに赤岳~硫黄岳 縦走のエスケープとして使えそう。

地蔵尾根上部が悪い箇所があるので、下降するときは懸垂下降なども考えている。」とのこと。

晴天の中、北アルプスから富士山まで360度の展望が広がる.

地蔵の頭から赤岳へ行く途中、前方にいきなり登山者が現れる。赤岳主稜などのバリュエーションルートを登った人らしい。

赤岳からは文三郎尾根を下る。

地蔵尾根で下る途中、赤岳主稜ルートを見ると、登っているパーティが何パーティかいる。

赤岳主稜ルートは冬合宿に登る予定なので、取り付きを探す。縦走路からトレースがついていた。

1ピッチ目のチムニーが難しそう。

行者のテント場の手前で、水場に水がざーざーと音を立てて流れていた。汲んでテント場にもどる。

16時前に行者小屋 着

 11月27日(日)

5時起床。夜中、雪が降っていたようで、10センチくらい雪が積もっていた。

今は曇りだが、これから天気が悪くなるので、阿弥陀岳北稜の取りつきを確認するのみとする。

6時30分 行者小屋出発。

うっすらと残っているトレースをたどり、夏道を阿弥陀岳へ向かう。テープの目印もあり、中岳沢を越え、

尾根上の樹林帯をジグザグに登る。このまま行くと、ジャンクションピークの基部に行けそうだと、適当な

ところで戻る。

すぐ、後ろに別のパーティ(4人?)がいて、女性の方が「これから阿弥陀岳北稜に行く。」と言う。

「ここまで、ラッセルありがとうございます~。」

これから阿弥陀岳へ行く人達と会うと、天気は悪いが、私達も阿弥陀岳へ行けるのでは?と思ってしまう。

行者小屋で、テントを撤収して美濃戸の駐車場へ下山する。9時35分駐車場着。

風呂に行く頃には雨が降っていた。「やっぱり登らずに下山していて、よかった。」

今回、八ヶ岳の偵察をしたおかげで、冬合宿への心の準備ができました。

(ABE記)