山行期間 | 2016年11月25日夜~27日 |
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メンバー | TGA(L),SZK,ABE |
山行地域 | 八ヶ岳 |
山行スタイル | 雪山ピークハント |
11月25日(金)夜~27日(日)で、冬合宿メンバーで冬合宿に予定している八ヶ岳に偵察に行きました。
11月26日(土)
6時20分に赤岳山荘の駐車場を出発。 トレースにそって行者小屋まで歩きます。
足の速い登山者が私たちを抜かしていきます。
冬なのに、八ヶ岳に行く人って多いんですね~。
行者小屋に近づくと、正面に八ヶ岳の稜線や大同心、小同心が見えてきました。良い天気です。
9時頃、行者小屋着。テントを設営し、アタック装備で、地蔵尾根へ向かいます。
地蔵尾根もトレースがしっかりありました。樹林帯が終わる地点でアイゼンをつけます。
樹林帯を抜けると、阿弥陀岳が、そして冬合宿に登る北稜がよく見えました。ジャンクションピークの基部への
尾根上にジグザグにトレースが見えました。ジャンクションピークからは斜度があって、岩場もある。私に登れ
るのだろうか?
CLより、「地蔵尾根は、冬合宿のときに赤岳~硫黄岳 縦走のエスケープとして使えそう。
地蔵尾根上部が悪い箇所があるので、下降するときは懸垂下降なども考えている。」とのこと。
晴天の中、北アルプスから富士山まで360度の展望が広がる.
地蔵の頭から赤岳へ行く途中、前方にいきなり登山者が現れる。赤岳主稜などのバリュエーションルートを登った人らしい。
赤岳からは文三郎尾根を下る。
地蔵尾根で下る途中、赤岳主稜ルートを見ると、登っているパーティが何パーティかいる。
赤岳主稜ルートは冬合宿に登る予定なので、取り付きを探す。縦走路からトレースがついていた。
1ピッチ目のチムニーが難しそう。
行者のテント場の手前で、水場に水がざーざーと音を立てて流れていた。汲んでテント場にもどる。
16時前に行者小屋 着
11月27日(日)
5時起床。夜中、雪が降っていたようで、10センチくらい雪が積もっていた。
今は曇りだが、これから天気が悪くなるので、阿弥陀岳北稜の取りつきを確認するのみとする。
6時30分 行者小屋出発。
うっすらと残っているトレースをたどり、夏道を阿弥陀岳へ向かう。テープの目印もあり、中岳沢を越え、
尾根上の樹林帯をジグザグに登る。このまま行くと、ジャンクションピークの基部に行けそうだと、適当な
ところで戻る。
すぐ、後ろに別のパーティ(4人?)がいて、女性の方が「これから阿弥陀岳北稜に行く。」と言う。
「ここまで、ラッセルありがとうございます~。」
これから阿弥陀岳へ行く人達と会うと、天気は悪いが、私達も阿弥陀岳へ行けるのでは?と思ってしまう。
行者小屋で、テントを撤収して美濃戸の駐車場へ下山する。9時35分駐車場着。
風呂に行く頃には雨が降っていた。「やっぱり登らずに下山していて、よかった。」
今回、八ヶ岳の偵察をしたおかげで、冬合宿への心の準備ができました。
(ABE記)