山行期間 | 2025/7/26(夜)~7/27 |
---|---|
メンバー | NGS(CL),YSZ(SL),DOIS(SL),DOIA(SL),AKS,OOM,KNI,YSD |
山行地域 | 鈴鹿山系 |
山行スタイル | ピークハント |
第3ステージ3回目の山行は御在所岳。今回は来月の夏合宿の装備一式を担いで御在所岳と国見岳に登るトレーニングで、前日の土曜日の夜に集合して現地到着後テントを張りミーティングの後、仮眠を摂りました。
翌日の朝4:30に起床、裏道登山口駐車場まで車で移動して5:25登山スタート。中登山道は、おばれ岩倒壊のおそれの為通行禁止なので、裏登山道からの入山となりました。天気予報では晴れのち曇りで日中は暑くなりそうなので汗をかかないように序盤は速度を抑え気味に歩いたつもりですが、5:52藤内小屋に着いた時点で私はすでに汗だくでした。
登山道を登っている間、日差しはそれほど無かったが雲のせいで眺望も無く、汗は滝のように出るし、比良の武奈ヶ岳山行と同じような苦行ぶり。おまけに夏山ならではのアブがまとわりついてくる始末。しかし暑さやアブぐらいで弱音を吐けない。MチームのDOIAさんは一昨日前、ハチに6箇所も刺されたのに平然としている。凄く強いメンタルと身体だ。私がMチームに昇格するには、まだまだ「心技体」を鍛えなければならないと痛感しました。
7:32御在所岳山頂に到着。山頂は日が差していたが日陰は涼しく快適で、ここで少し休憩を摂って今度は国見岳に向かいます。一旦国見峠に戻ってから国見岳への登り返しがあり、せっかく乾きかけていた衣服もまたしても汗でずぶ濡れになりました。
8:36国見岳に到着し、下山は国見尾根を下る。途中で「石門」、「天狗岩」、「ゆるぎ岩」などの御在所岳ならではの奇岩を鑑賞する時間を設けてもらい、少し観光気分を味わいました。この後は樹林帯の急傾斜をひたすら下るのですが、途中リュックが木や地面に引っかかり思い通りに動けない事が何度かあり、やはり歩荷訓練は登りも下りも必要だと思いました
10:06藤内小屋に到着し休憩を摂る。小屋前はこれから登りの人たちで賑わっていました。これから更に気温が高くなるので、彼らは私たちより暑い中での登りを強いられると思うとやはり「登山は早出早着」と言われる理由の一因がよく分りました。
10:35裏道登山口駐車場に帰着。ここでCL NGSさんにそれぞれの装備が適切か、過不足が無いかをチェックしていただき、DOISさんにもMチームになったら装備はもっと厳選するようご指摘を頂きました。
この後は入浴と食事をして無事に帰阪しました。個人的には下山中のかけ声の練習と美味しい昼食がとても印象に残りました。
今回の山行も勉強になることが多く、暑い中でのエネルギー補給、休憩の取り方、ペース配分等はもちろん、疲れてくると読図や足運びが雑になりがちなので集中力を維持し続ける事も大切なトレーニングだと思いました。
山行中はBチームを後方から見守り指導していただいた諸先輩方、本当に有り難うございました。 (YSD記)