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歩荷トレーニング(紀見峠駅~金剛山)1月 14, 2025

2024年12月8日
メンバー SUM YSD MTM NKN HJR
紀見峠駅→山の神(歩荷)→金剛山→本道→登山口バス停

納山祭の次の日、紀見峠から金剛山まで歩荷に行ってきた。
まだ酔いが残っている体を無理やり動かして、まずは駅まで。馬鹿みたいに呑んだ昨日の自分を恨む。しんどいが、歩いていると徐々に回復してきた。
登山口からしばらく歩いて歩荷用の石積みスポットである山の神に到着。本番はここからだ。
重量計で重さを量りながらザックに石を詰めていく。合計するとだいたい20キロ後半になった。ザックを担ぐとずっしりと重い。ここからゴールまで10何キロか歩かねばならない。
歩荷が始まってすぐに急な階段を上がっていく。もう少し軽くすれば良かったとさっそく後悔。必死についていった。途中で雪がちらついてくる。林道に雪が降るとどこか幻想的で、まだ頑張ろうと思えた。
歩荷で急坂を登っていると、おしりの真ん中あたりに負荷がかかる感覚がある。スクワットをした時の負荷に似ている気がするが、歩荷運動でかかる負荷として適切なのかは分からない。急な登りが続き、おしりの筋肉への負荷に耐え切れなくなったら、肩への荷重を増やす。肩が痛くなってきたら、腰への荷重を増やす。この繰り返しで頻繫にウェストハーネスをいじる。たぶんスマートなやり方ではないが、試行錯誤しながら歩荷を続けていった。
金剛山に近づくにつれ、雪の量もどんどん増えていった。
山頂付近では道が凍結していて、何度もこけそうになったが、なんとか山頂に到着。
凍結した道を歩荷したまま下るのは危険だろうと、歩荷解除を許可してくれた。早く荷を降ろしたいという祈りが届いたのだろうか。
詰めた石を捨ててザックを背負いなおすと、あまりの軽さに感動。無性に走りたくなる衝動に襲われたが抑えた。この感動を味わうために苦しい歩荷を続けてきたのだと思った。
その後、軽い足取りで下山してしっかり休養をとりました。また歩荷頑張ります。