山行期間 | 2003年10月6日夜~8日 |
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山行地域 | 瑞牆山 小川山 |
山行スタイル | クライミング |
小川山で秋のクライミング合宿。今回はクライミングの経験値を上げるチャンスでずっと楽しみにしていました。
82期の先輩と行きの車からわいわいしながら向かいます。朝の4時に到着して幕営を行います。テント場はもう結構埋まっていて、傾斜のあるところにしか設営できず、大きめのテントであったため、みな、同じ方向で寝ましたがまあまあ余裕がありました。
朝からチームに分かれて、岩場に向かいます。小川山の岩場は小さな岩峰の集合体あり、その数は数十か所あり、詳細なアプローチ図に沿って歩いて行かなければ、行きたい岩場にたどり着けないと言われている。その日も迷いながらもなんとか目的の岩場にたどり着く。そこはスラブだらけの岩場で初スラブにかなり戸惑いました。下から眺めれば足場は見えるものの、登りを進めていくとまったく足の置き場所も見えなくなる。こんな白っぽくなっている少しの段差でいけるのかと思いながら体重をかけてみたら、以外とグリップが効き体重を支えることができる。
会でもクライミングをかなり頑張っておられる先輩にみっちり指導を頂き、かなり自信を持つことができました。朝から夕方までみっちり登らせて頂きかなりの経験値と成功体験をつけることができました。
夜からは楽しみにしていたバーベキューです。豪勢なお肉を沢山買ってきてもらい、20人分のキノコや、サイドメニュー、ビールの差し入れがあり、心ゆくまで楽しみました。その後も酒と談笑が進み、良い頃合いの時間で解散となりました。当初3日間の山行予定が天候不良のため2日間に短縮となりました。
2日目は別のチームで行動となります。早朝に起きて前日の片づけを。夕方から雨予報のため朝一で撤収の必要性があり、二日酔いで車にこもる人もいながらほぼ全員での作業です。素早く撤収を行い、岩に向かいます。
本日は初のクラック。クラックは手を岩の隙間に入れるため怪我予防のために手にテーピングを巻きます。先輩教えてもらいながら丁寧に巻いていきます。ほぼ1本のテーピングを巻きます。初のクラックは足を岩の間に入れるのですが、痛すぎて2、3歩しか進めずに辞退しました。その後、別のチームの先輩がトップロープを張ってくれたとのことで前会長率いるメンバーのところでスラブ地獄の岩を経験しました。
途中まで軽快に登りを進めたがそこも途中で辞退しました。しかし前会長が応援してくださり、頑張っているなと褒めてくださったため、最後まで頑張ることができました。その後初めに辞退したクラックの横の岩でトップロープを張って下さったとのことで、前日に同期が登れたとのことで、私も意地になり登りました。第2ステージからクライミングのご指導を頂いていた先輩に上り方を教えてもらいながら最後まで登ることができました。すごく嬉しかったです。登れた後は皆さんに褒めてもらいとても嬉しい気分で2日目のクライミングが終了となりました。
その後は皆さんの登りやレジェンドのビレイを見ながらすごく勉強になるなと感心し、合宿で同行してくれた犬のクロちゃんと戯れながら最後まで過ごしました。
MTM記