アルパインクライミングを目指す泉州山岳会へようこそ!

ホームリンクサイトマップ
入会募集中
泉州山岳会とは山行記録イベント

会員限定

山行スケジュール役立つ資料の共有EPE

秋山 塩見岳10月 10, 2011

山行期間 2011年10月7日(夜)~10日
メンバー KNS, SGY, KWI, MRN, KDO, KDA, EMR, MTU, TMI, AMT
山行地域 塩見岳
山行スタイル 登頂

10月8日
林道ゲート前には車がびっしりと止まっていて、やはり人気の山だけのことはある。

10月9日 曇り
テントを撤収し荷物を片づけて、いよいよ歩き出しである。
まずは登山口まで、ゲート奥の林道を歩く。
のんびり歩くと林道のわきに広場があり、塩見岳登山口の標識があった。

登山口から尾根に上がるまで少しの区間急坂となる。
といってもそれほどびっくりするほどの傾斜ではないのだが、登り始めの身には少々つらい。
尾根に乗ってからも同じような傾斜が続く。所々に三伏峠までの目安を記した標識があり、登りの励みになる。

次第に尾根の上から斜面をトラバース状に登っていく。
途中の水場で休憩を兼ねて給水したが、冷たいおいしい水だった。
ここから三伏峠までは一登り、疲れを感じ始めたころに三伏峠に着いた。

早速小屋で受付してからテント設営。回数をこなして、少しずつだが設営もスムースになってきた感じ。
設営ののちにアタック装備で烏帽子岳へ。

 

山頂から南へ眺めると南アルプス主稜線の山々が連なっている。
遠くに見える小屋は小河内避難小屋だろうか。
塩見岳はガスに隠れてなかなか姿を見せてくれなかったが、待っていると風でガスが飛ばされ記念写真を撮ることができた。

 

夕食は豪華な食事だった。用意していただいた食当様に感謝!!
アルコールも入って宴会のようになった。

10月10日 晴れ
予定の時間に目覚めて食事を済ませてテントの外に出ると、すこしガスが残っている感じだった。
塩見小屋まではBチームメンバーが交代で先頭を務めることになった。
アタック装備で荷は軽く、足取りも軽い。

本谷山に着く前に日が昇り、山頂では塩見岳も見えてすばらしい景色だった。
道はよく踏まれてわかりにくいところもない。
林の中の単調な登りだが天気がよく展望に恵まれ励みになる。富士山も望むことができた。

地形図には塩見小屋に出る前に五右衛門岳山頂を超える道とトラバースする道の2つが書かれていたが
トラバースする道は見当たらなかった。廃道になってしまっているのだろう。
五右衛門岳山頂手前の眺めの良い広場で休憩をとった。
山頂はすぐのはずだがよくわからなった。
その先すぐに塩見小屋に着いた。

塩見小屋は小じんまりとしたかわいらしい小屋である。
水場はなく、有料のジュースやペットボトル入りの水があるだけである。
天気がよく、小屋のスタッフは布団干しをしていた。

塩見小屋から山頂までは岩稜帯の登りとなる。
リーダーが前後とパーティー中央に入って、その間にBチームメンバーが入ることになる。
森林限界を超え、眺めが素晴らしい。山頂までに簡単な岩場が何か所か出てくる。

7月に登った五竜岳山頂直下と難易度は同じくらい?ただ雪がつくと急な斜面になってイヤラシイだろう。

 

岩場を過ぎると目の前に西峰が見えた。山頂で写真を撮った後、少し高い東峰へ。

10分もかからず東峰へ付き、こちらでも記念写真を撮った。快晴で素晴らしい景色である。
遠くに間ノ岳、北岳が浮かんでいる。

いつまでも眺めていたいがそうもいかず下山することになる。
ルートは今まで登ってきたコースをテントまで戻る。
塩見小屋まで展望を楽しみながら下ってゆく。

 

こんな天気の良い時に登れて感謝!!

見小屋の前の広場で一息入れた後、三伏峠へ。
天気も良いので外で夕食となる。全員参加の大宴会となり素晴らしいごちそうをいただいた。
カステラで作ったケーキには一同びっくり!!

10月11日 晴れ
今日は車までの下山である。
水は少ないが、途中に水場があるから問題ないだろう。

テント撤収の後、水場で休憩を兼ねて水を補給した。ここではリンゴが出てきた。
さらに下って登山口へ。名残惜しいがこれで山行も終わり。車までのんびり雑談をしながら林道を下る。
最終日もよい天気だった。

<行動記録>
10/8 鳥倉林道ゲート前8:45→三伏峠12:30→烏帽子岳14:00→三伏峠14:40
10/9 三伏峠5:30→五右衛門岳8:15→塩見小屋8:45→塩見岳10:20→塩見小屋11:15→三伏峠15:00
10/10 三伏峠6:30→登山口8:20→鳥倉林道ゲート前9:00