山行期間 | 7月31日(日) |
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メンバー | OSM(CL),UTJ(SL), OKD(SL), SMD(SL), KBO,YMO |
山行地域 | 鈴鹿 |
山行スタイル | 沢登り |
元越谷 沢登り 2022年7月31日
今回の山行も、人生初体験が多くてたまらない。
前泊は道の駅の軒を借りて野宿。一人こそこそテント張ったり、車中泊というのはこれまでもあるが、そのままマットとシュラフで寝てしまうというのは、初体験だ。案外テントなしでもいけるものだと感心すると同時に、自身のアウトドアの世界が少し広がったことに、満足感を覚える。
国道477号線沿いに車両を止め、野洲川を越えて行くと、スタート地点の河原に着く。
天気も快晴!青い空の下、開けた河原で、慣れない初めての準備をするも、気分は最高だ。
沢登り準備のメインはフェルト地の沢靴だ。個人的に靴の購入は、サイズ調整に思い悩むことが多いので苦手なのだが、この沢靴に至っては一発でドンピシャだった。本番もいい感じの履き心地だ。
6時40分、初体験の沢登り。浅瀬に足を踏み入れていく。
「靴に水が入ってくるんですけど、、、」
山行では何かとやらかしてしまうが、ここでも見当違いなことを口走ってしまった。
「水が入ってくるよー」
UTJさんがさらっと流してくれる。
先頭のSMDさんは、率先して水深のある箇所を攻めていかれる。私は逸る気持ちを若干抑えて、適度に水深をとっていく。フェルト地の沢靴は、しっかりと岩をつかんでくれている。木漏れ日がなんとも気持ちいい。
OKDさんとは春合宿以来の顔合わせとなった。金剛山での初担荷時、一人25キロの荷を担いで、上りではゼーゼー言いながらも、下りもしくは平坦時には、小走りに追いついて来られるというOKDさんのイメージが、私の脳裏に焼き付いてしまっている。涼しく沢登りしているOKDさんが、私にはどうもしっくりこなかったのがおかしかった。
先輩諸氏が言われていたように、山登りと比較して水分補給が少なくて済むのも実に有り難かった。その分体力的にもきつくない。快適だ!
1時間ばかり登っていくと、かわいらしい滝と河原のあるエリアに出た。しばし休憩だ。「あー、疲れた」という気分がなく、ひたすら気持ちいいので、精神的にはいつも以上に余裕があった。
今回のBチーム参加者は、私の他にはYMOさんのみ。彼は滝つぼを泳ぎで渡ったりしながら、積極的に楽しんでいた。さすがに元気がいい。
後半には、だんだん水量が減ってくる。私たちを追い越して行った男性2人組は、帰りの山歩きに備え、コッヘル片手に嬉々として水浴びをしていた。
最後はぬかるんだ急登を、沢靴に力を込めて登っていく。踏ん張らないと足が流されるが、そんなこともほんのわずかの間だった。
登山道に出たところで、人生初の沢登りは終了した。
今回はリーダーのOSMさんの段取りだった。ツアーさながらのスムーズなスケジュールの流れには恐れ入った。これも経験のなせるところなのだろう。
ありがとうございました。