山行期間 | 7月16日〜17日 |
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メンバー | SMD(CL), UTJ(SL), KMR(SL), NSM, MTK, KBO,YMO, TNK |
山行地域 | 後立山連峰 |
山行スタイル | 縦走 |
Bチームの初アルプス
白馬岳〜唐松岳縦走。
初めての後立山、白馬大雪渓、不帰の嶮。
2週間前頃からイメージし緊張していました。
しかし直前のルームミーティングで、天候悪化の予報により中止か、縮小して決行かの話し合いになりました。
雨天での山行、テント泊は私たちBチームの経験値になり
必ず今後に役立つことだと先輩達が言ってくださり、しぼみかけていた気持ちがまた前を向くことが出来ました。
1日目
午後猿倉駐車場に到着、白馬尻小屋跡まで1時間ほど歩く間に、小雨が降り始め、やがて到着する頃にはしっかりと降り出しました。
ここでは、レインウェアリングの着脱やテントを手際良く設営するコツなどを先輩達にレクチャーいただきました。
テントではまずお湯を沸かし、暖かい飲みものをいただきながらホッとひと息、先輩の経験談などをたくさん聞かせていただいて有意義な時間を過ごさせていただきました。
食担のかたが用意してくれた夕飯を美味しくいただき、雨音が大きくなってくるなか就寝の時間になりました。
夜中中、テントをたたく雨の音と近くの沢の音が凄くて何度も目が覚めました。アルプスの自然の大きさを感じ畏れを感じながら浅く眠りました。
2日目
翌朝、目が覚めて外に出ると雨は止み、
うっすらと白けてきた空と昨日は見る余裕のなかった大雪渓の始まりが見えました。
よし!雪渓を登り切るぞ!と思いました。
テントを撤収する手際のコツを先輩からレクチャーいただきながら、荷物をまとめて出発しました。
ほどなく雪渓の手前に到着し、少し手間取りながら軽アイゼンを装着し、
雪渓を登り始めました。
わたしは初めての雪渓歩きでした。
ところどころ凍っている急直登でのルート、谷なので落石が常にあることなど、
雪山登山道とは全く違うと実感しました。
しばらく登っているあいだにまた天候が変わり雨が降り出しました。
アイゼンを付けたままレインを着ることに手間取りかなり濡れてしまいました。
結局タイムオーバーとなり、頂上小屋までは行けませんでした。
雪渓を降り始めほどなく雨は止み、本当に山の天気はコロコロと変化する、どう備えるか大切なことだと実感しました。
アイゼンやウェアリングの着脱は少しの時間で出来るように慣れておくこと。
経験を積んでまたいつか白馬大雪渓、白馬岳、リベンジしたい
唐松までの縦走をチャレンジしたいと思いました。
今回雨天のなかリードしてくださった先輩方、アドバイスや経験談をたくさん聞かせていただいて本当に有難うございました。
また、ご一緒したBチームの皆さんも食担、渉外など担当有難うございました。
この経験を活かして、これからも山を楽しんで行きたいと思います。
(MTK記)