山行期間 | 2011年12月16日(夜)~18日 |
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メンバー | KNS, KWI, SGY, KDA, TMI, AMT, IND, MRN |
山行地域 | 木曽前岳 |
山行スタイル | 雪山 |
Bチーム71期生にとって待ちに待った冬山シーズンの到来です。
今回、その第1弾として、中央アルプスの木曽駒ケ岳前衛峰、木曽前岳に行って来ました。
12月17日 (土) 晴れ
上松Aルート登山口を出発、最初は雪が薄すら状態だったが登るに従って増えていく。
前日降ったばかりと思われ、サラサラの新雪だ。
急坂の場面ではリーダーの方からの指示で「キックステップ」を応用しながら樹林帯の中を登っていく。
でも、なかなか、うまく行かない。
四合目を過ぎたあたりから視界が広がり始めた。目の前には三ノ沢岳(2846m)がそびえている。
こんな美しい景色を見ると、今迄登って来た疲れが何処かに飛んで行ってしまう感じさえする。
積雪量も段々と増えて行き、五合目に到着。「金懸小屋」という綺麗な小屋があり少し休憩。
目の前には御嶽山が見える。山頂は少し雲に隠れているが、なだらかな稜線が確認できる。
更に進むと「胸付き八丁」と書かれた道標があった、どうやらここからがこのルートの核心部の様だ。
右手に穂高連邦に似た美しい山々が姿を現す。「凄い!」
七合目付近まで登って来ると綺麗な霧氷が出迎えてくれた。青空に映えて綺麗だ!
「エエやんか」一人つぶやきながら疲れた身体にムチを打ってラストスパート!
何とか今日のB.C.である八合目に到着。すぐにテント設営にとりかかる。
Bチームでは初めての雪上でのテント設営。初めて使う竹ペグ、皆で協力しながら設営完了。
そして食担が用意してくれた鍋料理を食べながら今日歩いた疲れを癒す。
12月18日(日)曇り時々雪
小雪が舞う中、木曽駒ヶ岳本峰を目指しアタック装備でB.C.を出発。
昨日と違い天気があまり良くない、稜線に出ると風も強くなってきた。
ガスも出て来て視界も悪くなってきたので、リーダーの判断で残念ながら山頂アタックは断念。
でも何とか木曽前岳(2826m)に到達。
山頂で記念撮影を行い下山開始。アイゼンで自分の足元をひっかけない様に慎重に歩く。
ここでも綺麗な霧氷に見とれながら…。
B.C.に戻り、ビーコン捜索訓練を行い、テントを撤収し全員無事下山した。
皆さん本当にお疲れ様でした。
さあ、次は北アルプスが待っています。
<行動記録>
12/17 砂防公園7:15→上松Aルート登山口7:40→金懸小屋(五合目)10:20→八合目B.C.15:00
12/28 八合目B.C.5:30→木曽前岳7:50→八合目B.C.8:45→金懸小屋(五合目)12:20→登山口13:50→砂防公園14:10