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81期 冬合宿偵察 山行(蝶ヶ岳)10月 23, 2021

山行期間 10月8日(金)夜〜10日(日)
メンバー OKD, OSM, HKM, MTM, FJO, IMG, TMN, NKJ
山行地域 飛騨山脈(北アルプス)
山行スタイル ピークハント


夏のプレ合宿以来の泊りでの山行。夏合宿がコロナで中止になった分、楽しみに待ち遠しく思えた今回の山行は冬合宿偵察のための蝶ケ岳です。

10月8日(金)JR三国ヶ丘駅に集合、22時離阪。

リーダー陣2名、Bチーム6名。車2台に分乗し、めざすはあかんだな駐車場。無事に到着して車内で仮眠。

10月19日(土)5:15 上高地バスターミナルにむけてバスに乗車。

6:00 いよいよ蝶ケ岳にむけて高低差のない道を歩きます。周りは登山客や観光客がたくさんです。メンバーそれぞれ、景色を見て気ままにおしゃべりしながらも足早に向かいました。

7:43 徳澤園、いよいよここから登山口です。

今回の目的はあくまでも冬山山行の偵察です。夏道と違い、雪が積もると景色も違う。登山口から樹林帯です。九十九折りの道ではなく、直登になる雪山。分岐部では地図とコンパスを使用して確認。木の枝に付いているピンクのテープから、ここら辺りまで雪が積もるのかと想像がつき、ラッセルするほどの雪深い山を経験したことがない私は本番の雪山山行が不安になりました。

11:10 一つ目のピークである長塀山に到着。森林限界を超えたとたん、目に飛び込んでくる穂高連峰。その壮大さにしばらくみんな景色を眺めました。

無事に山頂に到着、全員テントを張ることができ、持参したお酒を片手にみんなで小宴会。

サブリーダー手作りのベーコン、チーズをいただきました。これにはみんな大絶賛。普段あまりお酒を飲まない私も梅酒までいただきお酒が進みました。みんな、これから自分が行いたい山行のことなどを熱く語らい会話もはずみます。さすが男性陣は雪山をやりたい人がほとんどで、冬合宿への意気込みが感じられました。

寒くなってきたので夕方早々に解散。各自自分のテントに戻り今回は個食です。鍋をするメンバーがいたり、ザックの軽量化のためドライフードのメンバーがいたりそれぞれです。

就寝後、22時すぎ目覚めました。強風にあおられテントが揺れてます。

早朝になるにつれ風はひどくなり、テントが飛ばされるのではないかと心配しました。外に出てペグ代わりに石を積みなおしたほうがいいのか、そのままとどまるのか…

ご来光をみるための集合時間になったため、外に出たとたんにテントがひっくり返りました。近くにいた登山者やメンバーでテントを立て直してくれました。リーダーから先にテント内でできる限りの荷物をザックにつめ、最後にテントを撤収するように助言いただきました。撤収の際には手助けもしていただきほんとに助かりました。そのためご来光どころではなかったです。ちなみにチーフリーダーはツエルトが倒れそのままツエルトに包まり寝ていたとか…さすがにこんなことではひるむこともなくドンとしてます。

10月10日 6:18 

記念写真を撮り下山です。時間があるため、昨日よりさらに入念に偵察です。近くに目印がないときは遠くの山の景色をみて進む方向を偵察の時に覚えておくなども教わりました。また、下山の時は分岐の間違えやすいところを重点にチェックしました。冬山本番では蝶ケ岳を目指すも、長塀山まで来られたら万々歳、昨日チェックしていた、途中のコルでの設営候補地などをあらためて視察しました。

9:37 徳澤園着 帰りは長く感じる平坦な道のりです。

今回、冬合宿偵察に参加し、偵察の大切さと、雪山の大変さが想像でき、体力的にみんなについて行けるのか不安でいっぱいになりました。その不安を打ち消すためにも、これからのアイゼントレーニングや荷歩で体力をつけるとともに、読図もマスターしないといけないと反省しました。

今回の山行で指導していただいたリーダー陣の方々ありがとうございました。そして一緒にいった81期メンバーのみなさんお疲れさまでした。

冬合宿は足をひっぱらないようがんばりますのでよろしくお願いします。

(HKM記)