山行期間 | 10月23日(土)夜~24日(日) |
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メンバー | SUM,TGA,MSD,ABE,DIS,TMN,NKJ,MTM,TDA,FNK,FJO,MZN,IMG,FKM |
山行地域 | 御在所岳 一の壁・後尾根 |
山行スタイル | クライミング、バリエーション |
計6回のクライミング講習の最終日、御在所岳・藤内壁一の壁へ。
10/23(土)
三国ヶ丘、古市駅に集合し、車に乗り合わせ21時過ぎに出発。23時頃御在所ロープウェイに到着し、テントを張り仮眠。私はこれが初めての共同テントだったのですが、隣のテントの小宴会をBGMに、さっくり眠れました。
10/24(日)
4:00 起床後、速やかにテントを撤収し、裏道登山道入口まで移動。
5:00 日の出前なので、ヘッドライトを点けて藤内小屋に向けて歩き出します。川沿いを歩くため、御在所らしい大きな岩がゴロゴロしているのが横手に見えます。
5:30 藤内小屋にて日の出を待ち、ここでクライミングのペアとなるリーダー陣1+Bチーム2人にグループ分け。事前の講習で各自作成したベアリング表を確認しながら、グループ毎に歩きます。…はずだったのですが、「もう少し進んだらコンパスを確認しよう」と思っている間に気づけば一の壁に向かう分岐に到着していました。そこからはヘルメットをかぶり、リーダー陣に先頭を歩いていただきました。
6:40 一の壁到着。準備を整え、グループ毎に登攀を開始します。一部の経験者を除き、Bチームはセカンドで登らせてもらいました。一の壁には全く日が当たっておらず、寒いです。これまでの練習は汗をかきながらのクライミングでしたが、秋の岩肌はひんやりしていて、ずっと触っていると指がかじかみそうでした。待ち時間も長いので、防寒着を着ておきます。
そして一の壁、声がよく通ります。待機している間に頭上からは「足場がありません」「本当にないです!」というBチームの悲痛な(?)声も。しかし、それぞれ時間はかかりながらも自力で登っていってました。私も、“落ちてもロープあるから落ちない”と自分に言い聞かせながら登ったので、これを本来はリードで登るのかと考えると、先は長いです。
9:20
クライミングを終えて、後尾根のバリエーションルートを歩きます。危険箇所はロープを張っていただき、慎重に通過しました。前尾根を登る人たちがよく見えて、来年は行きたいという気持ちが高まります。前回の蝶ヶ岳偵察山行では重い荷物に苦しんだので、日帰り装備のこの日は気持ち的にも物理的にも足取りが軽く感じられました。しかし、この後尾根を通過するのに思いの外時間がかかり、中道登山道と合流したときには12時前になっていました。当初、下りは砦岩を経由するルートを歩く予定でしたが、これを変更して中道登山道をそのまま下山。緊急事態宣言が明け、天気予報も良い週末とあって、こちらの登山道は多くの登山者で賑わっていました。
14:00 下山
これでクライミング講習は終了となります。参加日数が少なかったメンバー(私含む)のために、年間計画外の補習日まで設けていただきました。おかげで、クライミングの基本を一通り学ぶことができたのではないかと思います。課題だらけですが、来年のために今からできることを積み重ねていきたいです。
辛抱強く丁寧にご指導いただきましたリーダーの方々に、感謝申し上げます。
(IMG記)