山行期間 | 2021年3月21日 |
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メンバー | SGY, MTM, HJO, HNK, MTM |
山行地域 | 金剛山 |
山行スタイル | 担荷 |
81期 Bチーム二度目の山行は、金剛山への担荷トレーニング。
週の初めの天気予報では、山行が予定されている週末の天気は雨模様。 普段の山行のほとんどがソロの私。こんな天気予報だと山行は中止か山域の変更を考えます。しかしながら、送られてきた計画書には「雨天決行」の文字。 過去、山行中に雨や雪が降ってきたことはありましたが、スタート時からの雨降り山行は初めての経験となりそうで、それはそれで少し楽しみでもありました。
当日のメンバーは、リーダー御二人とBチーム3名の計5名。
スタートの紀見峠駅から小雨が降っていました。リーダーから地図を参考に進んでくださいとの指示がありました。Bチーム他のお二人はきちんと準備されていましたが、私は印刷したままで持ってくるのを忘れました。忘れたことは途中の電車内で気づいたのですが、時間に遅れてしまうので取りに帰りませんでした。確認不備からくる準備不足で大いに反省しました。
暫く歩いて山の神にて、今トレーニング山行のメインともいえる担荷のスタートです。リーダーからは「適当な石を土嚢袋に詰めて、ザックの重さを20キロ程にしてください」との指示がありました。私は土嚢袋を持参するのも忘れていて、ここでもBチームの仲間に助けてもらうという不始末で、この日2度目の反省。
各々、石を詰めた土嚢袋をザックに入れて、再スタートです。 重いザックを背負っての階段登り降りは想像以上にハードで、喘ぎながらも必死で歩きました。他の方々を見ると、私ほど大変そうにしている様子もなく、自分の体力の無さを痛感しました。
正午を過ぎ、中葛城山辺りに差し掛かった頃には雨風ともに強くなってきました。この頃にはレインウエアを着ていても中もビショビショで、防水加工をしているシューズの中も濡れている状態となりました。 リーダーが話されていた「状況が悪い時の経験は大切」の意味を噛みしめながら、黙々と歩きました。
因みに、ここまででトレランをされている方2名とすれ違ったのみで、登山者とのすれ違いはゼロでした。
ようやく辿り着いた金剛山山頂にて皆で記念撮影。少し驚いたのは、この雨の中でしたが数名の登山者がいらっしゃいました。人気の山なのですね。
下山ルートは当初の予定を変更して、千早本道からとなりました。 私は、途中の伏見峠辺りから左の膝に違和感がありました。登りでは何ともないのですが下りで痛みが出だして下りでペースが上がらず、皆さんに迷惑をかけてしまいました。
午後3時頃に無事下山。メンバーの皆さんに助けられながらも、何とか雨中の担荷山行を無事終えることができました。
今回、仕事が忙しかったからという、言い訳にもならない理由で事前の山行準備が疎かになってしまったことは大いに反省すべきことで、今後はこういったことが無いようにしなければと強く思いました。
御二人のリーダーと、Bチームの仲間お二人にこの場をお借りし、御礼申し上げます。
(HJO)
<行動記録>
紀見峠駅8:00 → 山の神8:50 → タンボ山10:00 → 中葛城山12:30 → 伏見峠 13:20 → 金剛山山頂14:05 → 千早本道登山口14:50