山行期間 |
2020年 2月29日 |
山行地域 |
後立山 唐松岳 |
山行スタイル |
ピークハント |
Bチーム DoiS DoiI OTA TKH KTF END
Mチーム OSM DTE UET
卒業山行。
いろいろな候補地が上がったが
Bチームメンバーの実力でもコンディション次第ではピークハントも可能な唐松岳ピストンに決まり
せっかく白馬に来ているのだからと二日目はスキーも楽しもうという欲張りなプランとなりました。
冬季遭難対策訓練以来となる今季2度目の八方尾根スキー場。
朝7時半の営業開始30分前にはゴンドラ駅前にスタンバイ完了。
兎平駅からリフト二本を乗り継いで八方池山荘へ。
下地が硬いためここでアイゼンを装着して出発。
まとまった降雪の後の快晴、白い稜線が遠くまで見渡せ否が応でも気分は登頂モードに。
だが逸る気持ちとは裏腹に一歩一歩が重い今日のBチームメンバー。
1時間も経たないうちに休憩をしてしまい
DTEサブリーダーから「もう休憩ですか。こんなんじゃ登れませんよ。」と叱咤激励が飛びます。
そこからはひたすら頂上に向けて高度を上げていきます。
途中、風が強い区間もあったがなんとか参加者全員が登頂に成功。
いつもはスキー場から眺めるだけだった冬の北アルプスの頂に立って何か不思議な感覚でした。
記念写真を撮りリーダー陣から下り時の注意点を聞いて下山開始。
八方池山荘まで半分くらいの地点でBチームメンバーの内一人が転倒、出血のアクシデント。
受傷部位が上半身で自力歩行可だったので止血の後下山開始。
途中、後ろを振り返ると座り込んでおりドキッとして駆け寄るとシャリバテとのことでホッとしました。
そう言えば最初の休憩以降、時間を気にしてちゃんと休憩してなかったですね。
そうこうしてるうちに眼下に八方池山荘を捉えようやく一安心。
アクシデントについていろいろな意見、議論がありましたが
一番辛い思いをした本人が一番よくわかっていると思います。
心が折れることなく自力で下山し気丈に振舞ってくれたこと感謝します。
と言うわけで二日目のスキーはキャンセルとなり翌朝チェックアウトの時間をもって帰阪となりました。
あ、夜の宴会はもちろん楽しかったですよ!
去年の三月から早一年。
色々なプログラムを準備して頂いて
貴重な時間を割いて指導してくださった先輩の方々
本当にありがとうございました。
また泉州山岳会がなければ出会うことがなかった
年齢も出身も職種もバラバラな同期のメンバー。
共通点は一つ「山が好き」
これからどんな山に登ってどんな岳人になるのか楽しみですね。
一年間ありがとうございました。
OTA記
行動記録
8:40 八方池山荘 ~ 9:10 八方ケルン ~ 10:30 丸山 ~ 11:30 唐松岳頂上山荘 ~ 12:00 唐松岳山頂 ~ 13:10 丸山 ~ 14:00 八方ケルン ~ 14:30 八方池山荘