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北八が岳冬合宿2月 10, 2020

山行期間 2019年12月27日~30日
メンバー TGA、TYK、ICK、DOIS、DOIA、TKH、OTA、KFC、SKB、END
山行地域 北八が岳
山行スタイル 縦走


年末の12月27日、三国ヶ丘駅21時に集合し出発しました。

ピラタス蓼科スキー場に夜中2時半頃到着し、スキー場前の休憩棟にて、各自の寝具にて仮眠就寝しました。(休憩棟が24時間オープン、暖房付き、とても有難かったです。)

翌日7時過ぎ起床。

本来であればロープウェイで一気に坪庭まで上がる予定でしたが、生憎の臨時運休(否…神様からの与えられたプチトレーニング)の為、リフトにてスキー場中腹まで上がり、そこからロープウェイ終着点(坪庭)まで登りました。

リフトを降りた際、CLのTGAさんよりビーコンの作動確認をして頂きました。私はビーコンを専用のケースに入れ所持していましたが、先輩方の様子を見ると、専用ケースは不要のように思いました。

スキー場の登り天気予報通りの快晴。照り返しが強いです。

10時前、登山口に到着。

行動中はかなり暑いのですが、待機中は天気が良くてもやはり少し冷えるので、周りに教えていただき、ミドルレイヤーは脱いで、アンダー+ヤッケが丁度良く感じました。縞枯山荘を通過し(営業している様子でした)、山頂を目指します。

縞枯山へ縞枯山縞枯山

縞枯山~茶臼山~麦草峠までは膝丈程、場所によっては太腿程の積雪がありました。

ただ、(ラッキーなことに?) 昨日の足跡がありましたので、大変なラッセルとまではなりませんでした。今回は時間に余裕がありましたが、タイムスケジュールをラッセル、ルートファインディングを見込んで組んで頂いており、特に冬は天気によって全然状況は違うに感じました。また、休憩時の注意として、ピッケルに必ずザックを通して雪に刺すこと・グローブを絶対に身から離さないこと(手首にグローブ輪っかを通しておくこと)を再度教えていただきました。

15時30分頃、白駒池のテント場に到着。既に4~5のテントが張ってあり、私達はデッキ有とデッキ無に分かれてテントを張りました。私はデッキ有で雪の上の設営ではなかったのですが、設営時に、竹ペグの使い方・設営時のグローブ・ワカン等の管理(置き場所)について先輩から教えていただきました。翌日のテント撤収時では、無積雪期よりやはりテント撤収に時間がかかり、特にペグの撤収に手間がかかってしまいました。

朝6時、テント場を出発。

手前の雪面は凍結した白駒池

手前の雪面は凍結した白駒池

2日目は高見石小屋を通過し、黒百合ヒュッテへ。黒百合へ向かう途中、自分のアイゼンがしっかりと合っておらず、片足が取れてしまう事態が起きてしまいました。テン場でTYKさんに合わせていただき、ご迷惑をお掛けしました。有難うございました。今思えば、事前調整で履かずに合わせていましたので、きちんと自分の足に入れて調整するべきだったと思います。黒百合テン場にてアタック装備に変えた後、東天狗と西天狗へ。

東天狗岳山頂

西天狗岳から赤岳方面

西天狗岳から赤岳方面

11時30分、東天狗登頂。12時30分、西天狗登頂。本当に快晴でした。東天狗では風が吹いておりましたが、西天狗では風がなく、ゆっくりと休憩が取れました。

黒百合ヒュッテに戻った後は、小宴会を楽しみながら、2日間の反省を行いました。BチームのTKHさんが「冬は準備・片付けが特に時間がかかる」と仰られておりましたが、本当にその通りで、準備が伴っていないと夏以上に山行に支障が出ると今回痛感しました。テント内では、TYKさんから水作りの仕方・必要道具を教わりました。

3日目は、本来であれば下山前に雪上訓練を行う予定でしたが、積雪量が足りない為、早めの下山となりました。下山時の天気は曇り・雪となりました。

(まとめ)

3日間怪我無く、無事山行を終えることが出来ました。CL、SLを務めて頂きましたTGAさん・TYKさん・ICKさん、本当に有難う御座いました。また、同じくBチームの皆様、3日間有難うございました。またこの場を借りて、TYKさん、短い間でしたがお世話になりました。今後のご活躍とご安全を祈っております!有難うございました。