山行期間 | 2017年9月3日 |
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メンバー | NKZ、MSD、TRN、SKD、YSZ、SMA、YMA、FJS、MTD、NGC、KWI |
山行地域 | 恵那山系 |
山行スタイル | 沢登り |
育成チーム2回目の沢登りは、木曽川水系 阿木川本谷です。
山行の数日前から一気に気温が下がり、秋の気配を感じる季節になりました。山行の週末は寒さが心配でしたが、当日はなんとか晴れ、まずは一安心です。午前0時半 風神神社駐車場に到着。早々に就寝。
9月3日
7:00 出発前にリーダーより沢登りの注意点の説明を受け、まずは育成チームのみで入渓場所を確認するよう指示がありました。
みんなで駐車場から地図を見ながら探します、駐車場からすぐに沢に入れる事が分かりスタートです。
本流で沢の流れが速いです。
今回の沢登りが初めての私は、沢靴で歩くことに慣れていないことや、流れに脚がすくわれる感じがし、流れに負けず突き進むのは難しく、戸惑います。他の育成チームのみんなは2回目ですので余裕があり嬉しそうです。
一つ目の橋の右手を見上げると今にも落ちそうな車がぶら下がっています。びっくりしました。誰かが放棄したのでしょうか?
水深が深そうな箇所で右岸をへつることになりました。大きい岩を通過する時に先の人が水の中へ落ち、冷たそうです。「落ちたくないなぁ」と思いながら進み私の番です。岩がツルツルして滑り、手の持ち場所がわからず ドボン! 首まで一気に浸水。寒すぎる!再度、挑戦します。 またしても ドボン!3度目挑戦します。 またしても ドボン!「はーい、○○さん休憩」とリーダーの声。そして落ちる際に声を出してはいけないと注意を受けました、舌を噛む危険があるからだそうです。次の人が持った箇所を真似ると難なく通過できました。
小滝が続きます。
8:30 二つ目の堰堤手前の5m小滝を泳いで滝を直登します。
逆層スラブで掴みにくいため、まずリーダーが行き、滝へ向かう為のロープを一本出します。育成チーム一番手がこのロープを伝い泳いで滝に着きましたが、滝に取り付けません。直ぐに呼び戻され、滝に二本目のカラビナ付きロープが下され、確保されてやっと登ることができました。一人登るのにかなりの時間がかかります。登った後、後のメンバーが登り終えるのを待つ間は、泳ぎの後で体温が奪われブルブルです。
この後も堰堤を高巻きの際、ロープを出してもらいカラビナスルーで通過します。
10:15 二股の少し広い箇所で、休憩です。ここらから先はパワースポットと呼ばれる場所へ進む予定でしたが、私たちはここまで時間が掛かり過ぎたため支流方面へコース変更をすることになりました。
11:35 支流の二つ目の滝から左手へ藪漕ぎで急登します。自分の足元と手元しか見る余裕がありません。一列に並んで登っていましたが、途中で真ん中を歩いていた育成メンバー3人が列から逸れて姿が見えなくなりました。最後尾にいたリーダーが気づき無事合流することができましたが、大人数での移動ですし、藪も深くチョットしたことで前を見失うんですね。良い勉強になりました。この後は沢沿いの林道へ出て駐車場へ下山。
今回の沢は、何度もロープを出してもらい、リーダー、Mチームの方に助けていただきましたので無事に終えることが出来ましたが、育成チームの初心者だけでは、とても進むことは出来ない沢だと思いました。同行していただいた先輩方には感謝の1日です。ありがとうございました。
そして阿木川はとても綺麗な清流で透明感があり、大変気持ちが良かったです。
YSZ記