山行期間 | 2017年7月14日~16日 |
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メンバー | YKW,SOM,KWI,FRZ,NGC,MTD,TKA,KNS,ASI,TGA |
山行地域 | 中央アルプス木曽駒ヶ岳 |
山行スタイル | 縦走 |
77期初めてのアルプス縦走です。
アルプスには初めて登るメンバーも数人いました。
数日前の打ち合わせ時には登山当日は荒天の予想で、気分が下がる山行準備でした。
更に、出発当日には電車が人身事故で動かなかったり、遅延したりして集合に遅れそうになるなど幸先が悪いスタートです。
7/14(金)21時頃にやっと全員集合して、車で木曽駒ヶ岳の桂小場登山口へ。途中の高速道路でもルートを間違い登山口到着は3:30。
予定より1時間ほど遅れての到着となり、登山口での仮眠時間は2時間強にとどまりましたが、予想に反し熟睡でき、すっきりしました。
7/15(土)6時起床、朝食は各自でとり、7時、いよいよスタートです。これも予想に反して、お天気はなかなかよいです。
7時20分、ぶどうの泉で喉を潤し、8時1回目の休憩、9時すぎ馬返しで休憩、9時40分大樽小屋到着
新緑と可憐なお花が目を楽しませてくれますが、ここから少し道がきつくなります。
高度も上がり森林限界になり景観も変わってきました。そして出発時の晴天が徐々に曇空へと。
12時半西駒山荘到着。1915年建設の石室は登録有形文化財ですが今でも休憩可能で、趣があります。周辺はコマクサを保護していて、可憐な花を咲かせていました。少し下ったところに水場があり、リフレッシュタイム。
途中雪渓歩きや、虫との戦いを乗り越え、14時すぎ、木曽駒ケ岳頂上山荘前のテント場へ。当初は木曽駒ケ岳山頂を登頂後にテント設営の予定でしたが、テント場がいっぱいなのが分かり、まずはテントを張ることに。私たちは人数が多いこともあってテント2張りを準備してきたのですが、2つのテントを並べて張るスペースはなく、離れた場所で張ることになりました。
そして夕食。メニューはそばめしとわかめスープ。美味しくいただきました。
夕食後、有志で木曽駒ケ岳山頂(2,956m)へ。雲が切れて、すばらしい景色が見えました。19時すぎ就寝。
7/16(日)
4時起床、昨日到着が遅かったので、テントをいい場所に張れず、背中に石が当たって寝ることになったメンバーは睡眠不足を訴えており、テント場でよい場所を確保するためには早めに到着することの必要性を痛感しました。朝食はクッパ風雑炊。ごま油のかおりがやる気を起こします。5時すぎ荷物をテントにデポし、宝剣岳への往復に出発。宝剣岳の頂上は一人分のスペースしかない岩の上なので、そこに交代で立ったり、頂上直下の崖っぷちを歩いたりと岩登りを楽しみました。
テントを撤収後、出発。お天気よく、富士山を見ながらの山歩きです。9時45分、西駒山荘近くの水場、10時半大樽小屋、12時ぶどうの泉で休憩を取りながら、無事下山。温泉に入ってさっぱり。ご褒美にソースカツ丼を美味しくいただきました。
予想に反してお天気もよく、高山植物も賑やかで、楽しい山行になりました。連休でテント場は混んでいましたが、桂小場から登るコース的には登山客少なめで、気持ちよく歩けました。
無事に全員で木曽駒ヶ岳を登頂でき、またひとつ経験を重ねることができました。
先輩方、ありがとうございました。
行動記録
7/15
桂小場6:50→ぶどうの泉7:15→野田場の水場8:15→馬返し8:55→大樽避難小屋9:45→茶臼山分岐11:55→西駒山荘12:30→聖職の碑13:20→2779ピーク14:00→頂上山荘15:00
7/16
頂上山荘5:00→宝剣岳5:55→頂上山荘6:40→撤収後出発7:40→西駒山荘8:45→大樽避難小屋10:20→桂小場12:10