山行期間 | 2017年5月2日(夜)~5日 |
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メンバー | KNS、OKD、YSZ、KWI、FJS、YMU、YMK、KTM、MTD、SUM |
山行地域 | 大峰山脈 |
山行スタイル | 縦走 |
77期初めての合宿ということで大峰山に行きました。
集合場所の天川村役場に到着したのは5/3午前1時。
やっと寝れると思い喜んだのも束の間、5時起床ということを知り内心とても焦りましたが、山とはこういうものなのだと自分を納得させ就寝。
何とか5時に起床し、6時に天川村役場役場を出発しました。
1時間ごとに休憩を取りながら、狼平を目指し黙々と登りました。
途中遭遇した鹿に癒されたり、意外と雪が残っていることに驚いたりしつつ、11時15分頃狼平に到着。綺麗な川と山に挟まれた場所にいい感じの山小屋があり、素敵だなと思いました。うまく言えないけど、とても綺麗なところでした。
この日は順調に狼平までこれたので少し先の弥山を目指し再度出発。弥山に近づくにつれ霧が濃くなり気温も下がってきましたが、最後の力を振り絞り12時50分に弥山に到着。
すぐにテントを2つ張り休憩。
夕食までの間紅茶などを飲みつつ、皆さんの山の話を聞く楽しい一時を過ごしました。
この日は5時頃に夕食を取り19時頃就寝することとなりました。
今時小学生でも19時なんかに寝ないのに大人である私が本当に寝れるのだろうかという不安の中シュラフに潜り込みましたが気がついたら朝でした。当たり前のことではありますが、人間は横になると眠るようにできているのだなと改めて思いました。
2日目は朝4時に起床しました。昨日に引き続き濃い霧が当たり一面を覆っていました。
僕がのろのろとシュラフをしまっている間に他の皆さんはすでに朝食の準備に取りかかっており、あまりの早さに驚いたのと同時に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。明日はちゃんとしようと固く心に誓いました。
朝食を取った後5時半に弥山を出発しました。
この日は釈迦ヶ岳を目指しつつ行けるところまで行き弥山に戻って来るという予定でしたので、必要最低限な物のみを持っての出発となりました。
とにかく荷物が軽いことが嬉しかったです。
出発してすぐ5時50分ごろ八経ヶ岳頂上に到着しました。近畿最高峰という事でとりあえず記念撮影などをし改めて釈迦ヶ岳方面を目指し出発。
途中数ヶ所道が悪くなっているところに苦戦したり少々道を間違えたりしつつ、何とか8時45分に楊枝ヶ宿避難小屋に到着。霧が濃く小雨が降り始めていたこともあり、ここで引き返すこととなりました。釈迦ヶ岳までいけなかったのは少々残念ではありましたが、特に大きな怪我などもなかったので良かったです。
その後へとへとになりながら13時頃に弥山のテン場に戻りました。
テン場に戻るとツェルト講習が始まりました。始めて入るツェルトは見た目よりもずっと温かく快適でびっくりでした。
その後各々のテントに戻り、まったりと楽しい時間を過ごし19時に就寝しました。
3日目は4時に起きました。
朝食を終えテントの外に出てみると霧が晴れ、眼下には見渡す限りの雲海が広がっていました。その雲海から太陽が昇る様はまさに絶景でした。1日目、2日目は霧を見続けるだけでしたが最後の最後で良い景色が見られたので満足です。
日の出を見た後、弥山を5時半に出発し10時半に天川村役場に戻りました。
久しぶりのコンクリートはすごく歩きやすかったです。
帰りは温泉に入ったり、こんにゃくを食べたりしながら楽しく帰りました。(KTM)