山行期間 | 2017年3月26日 |
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メンバー | OSM、KNS、OKD、YSZ、FJS、KWI、YMU、YMK、FRZ、KTM、MTD |
山行地域 | 大阪 |
山行スタイル | 縦走 |
77期の2回目の山行は紀泉アルプスです。2回目の山行は、緊張と楽しみと不安を胸に、雨が降らない様に祈りながら8時50分にスタートしました。アスファルトの道を通り少年野球の声を聞きながら登山道に入りました。
若いメンバーにはついて行けないなと思いながら、人通りの少ない登山道を一歩ずつゆっくりと歩きました。第1パノラマに着いたのは、9時半でした。パノラマの景色は、天気が良ければ淡路島も見えるのかなと思いながら目の前に広がる景色を楽しみました。リーダよりザックの中の防水対策について話しがありました。地図やザックの中は3重にした方が良いなど、ザックの中身を出しながら詳しく説明して下さいました。
再び、きつい坂をゆっくり進みながら雲山峰を目指します。最初の山頂、雲山峰に到着したのは10時45分でした。
山頂ではめいめいに小休憩。少し休憩すると寒さが感じる程の寒い日でしたが、上着を着る間もなく出発。今度は、鳥取池を目指し、急な下り坂をどんどん進みます。小さい沢を渡ると俎石山への登山道に入りました。ここからの坂はとても急で時折見るロープなどの人工物は、前回のおっしゃった事を思い出し、なるべく触れず、岩や木を頼りながら一歩一歩進みました。
俎石山に到着したのは12時半でした。行動食をとりながらしばしの休憩をしました。そこからは歩きやすい道を進みながら、大福山に13時到着。
ここでは、修験者が螺貝を吹きながらお祈りをしていました。螺貝の音は初めて聞いたのでしばし聞き入りました。修験者の方を横目にしながら再び山道に入りました。ここからは歩きやすい山道で時折「ゴー」と大きな音がして悪天候にならないかと心配しながら進みました。山道の横には穴があちらこちらに掘られていて、これは猪が掘った跡だと教えて下さいました。他の山では鹿も近くに見る時もあると教えて下さり、いつかそんな山にも行けたらと思いながら、同期の方と楽しく話しをしながら進みました。見返り山に到着したのは13時25分ここでもパノラマの景色が見えました。関空は薄い雲の中、飛行機の飛ぶ「ゴー」の音だけが聞こえます。次の歩荷のトレーニングでは、20kgの石の入った袋をザックに入れて登るという事を聞き、今回のアップダウンでもこれだけ足痛になるのに、重いザックを背負ってついて行けるのだろうかと不安に感じながら説明を聞きました。山行の会計、食事、渉外の係の説明もありました。一つの山行を計画するには大変な事もあると思いながら、次回はサブリーダの方が中心にやって頂けるという事で感謝の気持ちでいっぱいでした。再び、山道へ。時折足の痛みを感じつつも、登りや下りを必死に歩き14時に札立山に到着しました。
少し雨がパラパラしましたが、雨具を着るほどではありませんでした。小休憩をして再び山道へ。時折笹林の間を進みます。紀ノ川がとてもよく見えるパノラマ風景を横目で見ながら進みました。ヤマユリ保護の看板を見つけましたが、ヤマユリの葉すらどこにあるのかわかりませんでした。必死で坂を登り、ようやく最後の飯盛山へ15時に到着。
ここからは下りと思うと、ホッとした気持ちになりました。足痛を時々覚えながらも後ろに居て下さるリーダの足音に安心しながら急な下り坂を進みます。シダの群生の間を通り、山ツツジが少し咲いているのを見ながら、必死で下山しました。16時20分登山道が終了し、アスファルトの道を少し下り、岬公園駅へ着きました。今回は、アップダウンが多く、時折きつい登り坂もありました。終日曇り空でしたが、大雨にならず時折見えるパノラマの景色を楽しめとても良いコースでした。リーダ、サブリーダの方にはとてもお世話になりました。ありがとうございました。
山中渓8:50→第1パノラマ9:20→雲山峰10:45→俎石山12:30→大福山13:00→見返り山13:25→札立山14:00→飯盛山15:00→岬公園