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白山 ~秋山第1弾~1月 03, 2016

山行期間 2015年9月11日(土)夜~13(日)
メンバー ITN, SGY, ABE, UZU, ASI, KRA, YSZ
山行地域 白山
山行スタイル ピークハント


秋山の第1弾山行は、富士山、立山と共に日本三霊山と言われる白山です。
前日まで大雨をもたらした台風18号の影響が心配されましたが、初日は晴れ、夜半から風が強くなり、2日目は天気が崩れる予報となりました。
金曜の夜、2班に分かれ大阪を出発し、市ノ瀬駐車場にて幕営する。
翌朝、リーダーより天気を考慮し、当初の予定コースであった2日目のお池めぐりを天気の良い初日に登るため、ルート変更の説明がありました。
市ノ瀬よりバスに乗り込み、登山口の別当出合に到着、下山予定だった砂防新道より登山開始です。

爽やかに晴れ、風が気持ちのよい天気に、美しい吊り橋を渡りながら、心はおどります。
登りが続き、途中の甚ノ助避難小屋で休憩です。
小屋外部壁面の2階付近にかかっているはしごは、冬には、そこまで積雪が有り、小屋に入る時に使用するのだとSGYリーダーが教えてくれました。なるほど。
ここからは眺めも良く、台風が空のゴミ掃除をしてくれたので、今日は、空気が澄み、空の色も木々の緑も鮮やかです

この後、南竜道に入り南竜山荘キャンプ場へ向かいます。
途中からは、視界が開け、緑の草原と木道、青い空に山荘の赤い屋根が映えた景色で、静かな、和む風景でした。
キャンプ場に到着し、あっという間に幕営しアタック装備で山頂を目指します。
展望新道にはお花畑があり、花のピーク時期は終わっていましたが、まだ道中には何種類もの花が咲き、目を和ませてくれます。
ITNリーダーが、都度、花の名前を丁寧に教えてくれます。なのに全然もう名前を覚えていません!すみません!!
途中のアルプス展望台にて休憩です、ここからの眺望がまた素晴らしく、東に遠くアルプス連峰がくっきりと見渡せます。
いまだ噴煙を上げている御獄山もはっきり見え、みんなで地図を広げ、あれは立山だ、などと盛り上がります。
気持ちのいい休憩タイムでした。
室堂に到着し鳥居をくぐり、御前峰を見上げます。
夏の最盛期も過ぎ登山者がさほど多くなく、周囲はのんびりした穏やかな空気が流れています。


天気にも恵まれボーと景色を眺めているだけで、うれしい。
25分ほどで御前峰の山頂に到着。独立峰ゆえの広大な展望で、北アルプスや八ヶ岳など見渡す限りの大絶景が広がっていました。
ここから、7つの火山湖を巡ります。

右手に剣ヶ峰を眺め、足場の悪いガレ場を下り、透き通るような藍色の紺屋ヶ池、湖面の美しい翠ヶ池とめぐり。
大汝峰を目指します。
山頂で全員揃って記念撮影をし、ここでは私たち以外、人は居なく、のんびりと各自、思い思いに休憩を楽しみました。

私は、おもわず気持ちよくて仰向けになってしまいました、時が止まったような静けさと、抜けるような澄みきった空と遠く山々の雄大な景色は、いつまでも寝転んでいたいと思わせてくれる贅沢な時間でした♪
万年雪に覆われた千蛇ヶ池なども廻りながら室堂へ戻り、夕方までにテント場に到着しました。
今回の参加者は7名でしたので、一つの木製テーブルをみんなでギュっと挟んで、外でお茶を飲み雑談し、夕食を食べるのも楽しいひとときでした。

夜半から予報通り、風が出始め、翌朝からは小雨となりました。
が、前日のリーダー陣の適切な予定変更のお陰でメインのお池めぐりと絶景は堪能しましたので、ガスって景色は見えませんでしたが、心置きなく下山出来ました。
そして、優しくて愉快なリーダー陣と75期の仲間たちの、暖かいフォローのお陰で山行を楽しく終える事が出来ました!
いつもありがとうございます。
(YSZ記)

<行動記録>
9/12 別当出合6:10→甚ノ助避難小屋8:00→南竜山荘キャンプ場8:55~9:25→室堂11:10→御前峰11:55→大汝山13:00→室堂14:05→南竜山荘キャンプ場15:20
9/13南竜山荘キャンプ場5:15→黒ボコ岩6:15→殿ヶ池避難小屋6:55→別当出合9:00