山行期間 | 2015年6月13日(土)夜~14(日) |
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メンバー | SGY, KTYF, ABE, HND, MSD, KKD, UZU, DTE, NKO, ISK, KRA, ASI, SKM, YMZ, BAN |
山行地域 | 蓬莱峡 |
山行スタイル | 岩登り |
初の岩登り体験は、想像以上に難しく、至難の技でした。
今回はMチームから3名ご指導のために来て下さり、総勢15名となりました。
前夜泊のため、21時に宝塚駅に集合しバスで現地に向かいます。
真っ暗でまわりに何にもないバス停でこんな時間に降りるのは私たちだけだろう、
と思いながらテント場に到着すると既に先住人の方が。
私たちもテントを張り小一時間ほど愉しく晩酌をし、就寝。
5時起床で美味しい朝食をとり、いざ岩場へ!リーダー1人と新人2人の3人1組で練習開始。
まずはセルフビレーをとります。せめてロープの結び方だけでも・・・と前夜電車の中で練習したものの、
本番となると頭からぽんと抜けてしまい、そんな私にもKKDさんが一から丁寧に教えてくださりました。
セルフビレーのポイント、流動分散について等詳しく、トップをKKDさん、次に私、ASIさんの順で登っていきます。
スルスルと登り終えたKKDさんにつづき登ります。1~2mの地点で、既に身動きがとれなくなります。
辺りをみるも掴めるような岩が見当たらず、落ちないよう必死で岩にしがみつきます。
上から下からのアドバイスを耳に、えい!と足を引き上げ、手をふんん・・・!と伸ばしよじ登ります。
なんとか前進し、頭の中では、ファイト~一発~!のCMが巡りながらそのまま必死の形相でトップを目指します。
登り終えた次は懸垂下降を教えて頂きました。全体重をぐっと下にかけ、壁を歩くようにとアドバイスをもらいますが、
岩壁に身を投げ出すのが最初とても恐く感じ、うまく体重をかける事ができませんでした。
その後、ビレーの仕方を教わりますが、これがまた一段と緊張しました。しっかりビレーをしていないと、
命がかかっている、と思うと一層ロープを握る手に力が入りました。
休憩後は皆でフィックスロープの通過を岩場で練習し、2周まわり、
カラビナでのセルフビレーの取り方も慣れてきたかな?のところでいい時間になり、
本日の岩登りは終了いたしました。
この日の蓬莱峡は岩登りの方達でものすごくにぎわっており、
岩登りに興味やはまっている方がこんなにもいたのかと驚きました。
その中でも危険と背中合わせの岩登りを、泉州山岳会ではリーダーや先輩方から、
ご好意で基本から詳しく丁寧に教えて頂けるなんて本当にありがたい事だなと感じました。
また皆で岩登りに行ける日を楽しみにしたいと思います。
(YMZ記)