山行期間 | 2015年4月18日(夜)~19日 |
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メンバー | ITN, SGY, KTYF, KWI, ABE, SKM, UZU, DTE, BAN, NKO, YMS, ISK, YMM |
山行地域 | 伯母子岳 |
山行スタイル | 担荷 |
75期Bチーム第4回は、日本二百名山のひとつに数えられ、紀伊山地西部・奥高野にある「伯母子岳」に、
リーダー含む13名での山行となりました。開創1200年にわく高野山に車3台で集合して大股へ。登山口に向かう集落入り口にテントを設営し、
すみやかに就寝。前夜泊も2回目で流れがわかり、メンバーも少しずつ慣れているように思います。
今回の朝食は、メンバーが持って来てくれたおいしい新たまねぎ入りのぞうすい。腹ごしらえ、撤収、各自準備体操を終え出発。
集落を通り抜け登山口を入ると、最初は少し急坂を登り、担荷に手ごろな石がたくさんある場所で、各自目標設定の重さになるように石を集めます。
メンバー全員、前回の重さより数キロアップを目標として、一生懸命に石をザックに入れている様子をみていると心地よく「頑張ろう!」という気持ちになりました。
重くなったザックを背負いなおして歩き出したところで、またもや雨!!下山までもってくれないか・・・と願っていたが、
早々に降り出し、今回も雨の山行となりました。1.3kmほど歩いたところで手入れのいきとどいたきれいな萱小屋があり、雨をしのぎながら小休憩。
その後は、前回に続き新人が交代で先頭を歩きます。道幅が広く、山道もわかりやすいので迷うことなく、山頂に向けてテンポよく進んでいきます。
三叉路の分岐から少々急坂を登りきり伯母子岳山頂に到着。
残念ながら雨のため360度の展望はお預けとなり、早々に下山開始。
ぬかるんだ急坂下りは、足元をしっかりみながら歩いていても滑ってドキッとしますが、尻もちをつくことなく伯母子峠の避難小屋へ。
途中強い雨の時もあったので、全員小屋に入り各自行動食をとるなどしっかり休憩をとりました。しばし重いザックを下ろし、談笑の声が響きます。
分岐まで戻って来ると行きと同じ道を戻ります。この頃には雨もやみ、道幅の広い歩きやすいなだらかな道なので、メンバーとの会話も軽やかになります。
山桜がきれいに咲いており、重い荷物を担いで歩いている時の癒しになります。そして、“リーダーから石を元にもどしましょう”の声で開放です。
石がなくなったザックを背負って歩きだすと、羽根がはえたようでフワフワと浮いた気分です。この瞬間の感覚がたまりません!
思っていたより短時間で終えた山行でしたが、担荷の重さを増やし各自目標もクリアでき、春合宿に向けたトレーニングになったと思います。
リーダーの皆様、今回もありがとうございました。
(BAN記)