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屯鶴峯 アイゼンワーク&担荷11月 25, 2014

山行期間 2014年11月8日夜~9日
メンバー SGY, KWI, IZT, IND, UET, YMG, MKM, MSD, YMS, KTH
山行地域 屯鶴峯
山行スタイル アイゼンワーク&担荷

今回初めての参加となりました。
リュックに持参物を全て詰め終え、いざ出発!とリュックを担いだ瞬間、想像以上の重さに足下がよろよろ・・・となり、歩く早さも普段の数倍遅く、のろのろと歩く亀になった気分でした。

上ノ太子駅で合流し、真っ暗のなか、ヘッドランプを点けて屯鶴峯を目指して歩きはじめ、このときに初めてヘッドランプってこんなときに活躍するのか!と役割を知りました。私はというとそんな大事なものをリュックの奥底へ詰めてしまい、探しても探してもでてこず。「ヘッドランプはリュックの一番出し入れしやすいところに入れるんやで~」と教えて頂き、早速ひとつ学びました。

1時間ほど歩き、屯鶴峯に到着。アイゼンとピッケルを1か所にまとめて置き、素早くテントを張り終え(本当に早業でした・・・!)荷物ともどもテントの中へ。テントの中でも持参した道具の使い方など教えて頂き、買い立てほやほやの寝袋で就寝。ふかふかしていて、想像以上の寝心地のよさに感動しました。朝6時に起床し、準備をととのえ、いよいよアイゼンワークスタートです!

ザックザックと岩肌にアイゼンの爪が食い込む感じが面白く、斜面での足の運び方やピッケルを上手く使いながら登る方法を教わり、練習をしました。あっという間に2時間が経ち、次は担荷です。雨が本格的に降り出してきたのでカッパを着用し二上山へ。登り階段が続きます。しばらくして、小休憩かと思いきや「石つめるぞー」の号令でリュックに石を詰めていきます。華奢な女性陣でさえ、15~18kg、男性陣は更に上回る30kg近く担ぎ再出発です。途中から永遠に続くのではないだろうかと思われる登り階段をみると心が折れていまいそうになるので、足下をみながら前にいるKWIさんやYMGに必死に付いて行きました。

上空の景色はあまり覚えていないのですが、どんどん歩いていく度に葉っぱの絨毯の色が黄色や茶色、赤、黄緑と様々な色に変わっていくのが綺麗で印象的でした。「休憩!」という号令をこれほど待ち望むことは普段ありませんでした。葛城山に入り「あともう2時間ほどで頂上着くで~」と聞くと俄然頑張ろう!と。

なんとか無事ロープウェイにも間に合い、下山でき一安心。こんなにも汗をかいたのは初めてで、KTHさんにわけていただいた暖かいコーンポタージュが疲れた身体に染み渡りました。皆さんいい表情で、私もあれ程しんどかったにも関わらず、終わってみれば次はどんな感じだろう・・・と楽しみになっています。出かけるときはぴかぴかだった道具たちも、山行を終え、いい具合に汚れて一仕事おえましたという雰囲気。こうしてはまっていくのですね。

今回、初めての山行という事で、歩き方や行動食の意味等々アドバイス下さったり、重い荷物を持って頂いたり、着替えを貸して下さったり、皆様のあたたかいフォローがあったからこそ、無事に登りきる事ができました。本当にありがとうございました。次回に活かしていきたいと思います!

今後もどうぞよろしくお願いいたします。
(YMS)