山行期間 | 2014年7月26日(夜)から27日 |
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メンバー | OSM、SGY、YMU、KWI、TKH、EMR、TOG、UET、KTH、TKD、MSD、MKM、MTM、KBT |
山行地域 | 鈴鹿山系 |
山行スタイル | 沢登り |
用事で前泊できなかったため、ひとり深夜の高速を走り、テント場で合流することになりました。
その夜僕は興奮ぎみでした。あと数時間後には沢登りに初挑戦することになっていたからです。車が鈴鹿峠に入ると鹿の群れが現れ、暫くの間目的地まで先導してくれました。まるでこれから楽しいことが始まる前兆であるかのように。
5時の起床に合わせて前泊チームと合流。クライミングの装備で入渓点を目指します。Bチームの殆どのメンバーが、本日が初沢登りとなります。新しいことへの好奇心と、少しの不安と、新品の沢靴を背負っての足取りは、普段にも増して活気がありました。入渓点で沢靴に履き替えると、待ってましたとばかりに川に飛び込みます!川底に沈むイモリを横目に、初めて履くフェルトソールの感触を確かめました。7月末の元越谷の水温は高く、温まった体に心地よかったです。
沢を少し登ると15Mの元越大滝に出くわしました。水量も多く近づくとなかなかの迫力。Bチームでは、とてもシャワークライミングは出来そうも無いので、左岸を巻きました。その後も、小さな滝と深い緑色をした釜とが連続し、テンションは最高潮!釜に飛び込み、泳ぎ、それだけでは飽き足らず、大の大人が水を掛け合って大喜びです!そんな最中、某リーダーが言いました。「沢登りは童心に帰ることができる」と。僕は本当にそのとおりだと感じました。沢登りは童心に帰ることができる。しかし遊んでばかりいた訳ではありません(汗)。沢登りの危険性については、ルームでも再三にわたり教わっています。
今回はビレイするような場面は有りませんでしたが、支流と本流の位置関係や方角から現在位置を特定する練習をしたり、滑りやすい石とそうでない石を体感したり、水面下の足場を探したりと、これから沢登りを始めて行くうえで必要な経験を、ある程度積むことができました。
それでもやはり、今回の山行は楽しかったの一言に尽きます。一般的な登山の時の楽しさとは少し異質な、まるでテーマパークに遊びにきた時のような楽しさ味わうことができました。
時間記録
5:50大河原橋→6:20入渓510m→7:40元越大滝→10:20 695m→12:20コル→14:40大河原橋