山行期間 | 2014年7月18日(夜)から21日 |
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メンバー | SGY、KWI、UET、MSD、TKD、MKM、YMG、KBT、MTM、YDA |
山行地域 | 南アルプス |
山行スタイル | 縦走 |
今回は2泊3日で光岳~聖岳縦走に行ってきました。易老渡までの長い道のりを車で走り、早朝に到着。車内で1時間だけ仮眠を取り、いざ出発です。
歩き始めてから登りが続き、温まっていない体にはこたえます。天気は曇り気味で、途中から雨が降り出しました。易老岳で雷が鳴り少し待機。何とか、テント場までは小降りでした。荷物を置いて光岳山頂を目指したあたりから本格的な雨・・・。山頂はガスに覆われていて、白くて何も見えません。とりあえず証拠写真を撮り、長居は無用ということで、急ぎ足でテントに戻りました。夕食はタコライス。朝にはやんでくれないかなと祈りながら就寝。
2日目は、聖平に向けて出発です。天気予報は雨でしたが、朝方は晴れ間も見え、ガスがかかった木道は幻想的でした。稜線からたまに見える景色に感動しながら、歩みをすすめます。山の天気はめまぐるしく変化します。あっという間にガスがかかり、雨は降っていないものの視界は閉ざされ、テンションもあがりません。しかし、そんなとき、茶臼岳付近で雷鳥の親子が出迎えてくれました。これは、何か良いことが起こりそうな予感っ!と自分を励まし、また歩き続けます。
もうすぐ聖平小屋に着くというところで、小降りだった雨がバケツをひっくり返したような豪雨になり、小屋に着いてからテントを設営することができませんでした。驚くべきことに、リーダーの判断で小屋に泊まることになりました。このときのMSDさんの喜びようは、みなさんの記憶に残ることでしょう(笑)
本日、便ヶ島から入山した大島チームと無事に合流することができ、明日は、13人で聖岳を目指します。
3日目の朝、雨は降っていないもののガスがかかっています。薊畑でテント関係をデポし、アタック装備で聖平を目指します。出発してから急登が続き、息が切れて、体が重くてなかなか進みません。偽ピークに何度か騙されながら、ようやく聖岳山頂に到着です。雲の間から時々見える山々と、自分たちが歩いてきた長い道を振り返り、達成感でいっぱいになりました。
久しぶりに、山行に参加できて楽しかったです。
みなさん、ありがとうございました。
(YDA 記)
<行動記録>
7/19(土)易老渡7:05→易老岳11:55→光岳小屋15:00→光岳15:50→光岳小屋16:10
7/20(日)光岳小屋5:10→茶臼岳10:30→上河内岳の肩12:55→聖平小屋14:30
7/21(月)聖平小屋4:30→薊畑5:00→聖岳7:10→薊畑9:15→便ヶ島14:05