山行期間 | 2013年11月9日(夜)~10(日) |
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メンバー | SGY, KWY, MNM, HSO, IZT, NKT, KBY, UET, YMG, MTM, SKD |
山行地域 | 屯鶴峯 |
山行スタイル | アイゼンワーク、担荷 |
9月末に途中入会して以来、初めての山行です!
テント前泊から驚きの連続でした。
設営時の先輩方のテキパキ具合に驚き、テント内の荷造りの速さに驚き、
そして、5人用テントに大人5人が入った際の室内の狭さに驚きました。
ただただ立ち尽くす僕に、各々の作業のやり方やテント内での荷物の置き方など、
リーダーや先輩方が優しく教えてくれました。
アイゼンワークは小雨のぱらつく中、屯鶴峯で行いました。
12本歯のアイゼンをつけて斜面を歩く練習をするのですが、初めは滑り落ちそうな気がしてなかなか思うように歩けません。
しかし、繰り返し同じ動作をしているうちに、アイゼンがどこまで滑らずに耐えることができるのか、
少しずつその感覚を掴むことができました。
事前に受けたアイゼンワークの室内講習内容と自分の下肢の感覚とをリンクさせる、効果的な訓練となりました。
はたして冬合宿本番で通用するのか不安は残りますが、今後のアイゼンを使っての山行が楽しみです。
最後に待ち受けていたのは担荷トレーニングです。
ザックに石を詰め適度な重さとし、屯鶴峯から二上山を経て大和葛城山を目指しました。
雨は本降りに変わり、気温も下がっていたと思います。
初めての担荷訓練、背中はずっしり重く、葛城山に続く階段がまるで永遠の様に思えました。
途中で大腿の筋肉がつってしまい石を減らしてもらったことはここだけのお話です。
葛城山のロープウェーの最終に間に合わず、ヘッドライトで足元を照らしつつ慌てて下山することになりました。
担荷解除時の体が軽くなったような感覚は、これをやった者にしか解らない、ある種の麻薬のようにも思えました。
ロープウェー登り駅に下山し、今にも発車しそうな最終バスを呼びとめ、なんとか上ノ太子駅まで戻ることができました。
発車時刻を少し過ぎていましたが、最後の一人が下山してバスに乗り込むまで待ってくれた運転手さんの対応が、
バス内の暖房と同様に、雨で冷えた体にとても暖かかったです。
(MTM記)