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蓬莱峡 第2弾7月 21, 2013

山行期間 2013年7月20日(土)夜~21日(日)
メンバー SGY, YMU, MNM, TKR, NKT, KBY
山行地域 六甲山系
山行スタイル 岩登り

本日の目的地は兵庫県の蓬莱峡の岩場です。

集合場所は阪急宝塚駅。20時50分のバスで現地まで移動。30分程で到着。徒歩でテント設営予定地へ。特撮のロケ地のような雰囲気の中テント設営。毎度の小宴会が始まる。今回の参加メンバーはGGYリーダー、YMUリーダー、MNMリーダー、BチームのKBYさん、NKTさんと私です。どんな山行になるのかわくわくしながら就寝。天気は快晴。朝食は各自で用意、私はBigサイズの爆弾おにぎり(こんぶ)と味噌汁との混ぜご飯にした。めっちゃうまい!密かに満足感に浸る。お腹を満たして本日の取り付きに向かう。

歩いて5分で到着。広々とした空地と小さな小川?目の前には堂々と大屏風岩、右手には小屏風岩がそり経っている。人気スポットだけあって環境は抜群だ。天気は快晴。参加メンバー6人が3組に分れる。SGYリーダーとNKTさん、MNMリーダーとKBYさん、私はYMUリーダーと組みトレーニング開始。天気は快晴。
   

ハーネス、ヘルメットを装着してカラビナ、シュリンゲ、確保器をハーネスにセットする。人生2度目の岩登り、少しだけ気持ちに余裕がある。ですが以前にKWIリーダーから言われた油断大敵の言葉を思い出し、気を引き締める。今回のルートは幅20m高さ40m(どちらも推定)の大屏風岩をひたすらに登り降りを繰り返すルートです。体力勝負になる。天気は快晴。

   

YMUリーダーからハーネスベルトの折り返しの確認と安全環カラビナの開閉の確認をしてトップの確保に備える。トップで登っているYMUリーダーからビレー解除の発声がありビレーを解除する、同時に自分とつながっているロープが上へと巻き上げられていく、ロープの余り状況をみて「ザイルいっぱい!」と声をかける。登る準備はOK、三点支点を意識して終了点まで登る。そして懸垂下降、この流れを繰り返す。

    

左隣ではSGYリーダーとNKTさんが練習している。今日がNKTさんの岩デビュー日ということで心配しながら様子をみているが心配ご無用的なしっかりした感じで登っていた。右隣ではMNMリーダーとKBYさんが、なんだか騒がしく岩に張り付いていた。そこは少し岩の形状が難しいようで両手両足をめいっぱい広げてすごい体勢で登っている。僕たちも攻めましょうということになる。僕は興奮状態で取り付きに立つ。

 

YMUリーダーがトップで登る、トップは上からの確保がないので支点を一つとるまで緊張感がある。途中でアブミを使った人工登攀を披露してくれた。YMUリーダーは不本意な様子でしたが、僕は人工登攀の手順がみられて勉強になりました。ビレー解除の声が聞こえる、さー次は僕の番だべ。うへー!手がかりはあるが届かない両手両足をめいっぱい広げて叫びながら登るが、あかん!あかん!落ちるー一瞬体が宙に浮いた。山内リーダーの確保で落下はまぬがれた。気を取り直して集中して指2本分の小さなくぼみに指をかけ、ちょこっとだけ岩のくぼみにかかっている足に力を入れて体を持ち上げる。いけー!奇跡的に登り切った。

  

めっちゃおもしろい達成感がやばすぎた。上部安全地帯では別のグループの方々が拍手で迎えてくれた。おもわずピースサイン岩最高!岩登りにはまる気持ちがわかった気がします。難しい岩を登り切った時の達成感、高揚感は最高でした。天気は快晴。しかし暑い、暑すぎる!2リットルの持参した水も残り少ししかなく、配分が狂うほどの喉の渇きにバテ気味になる。ちょうど目の前には小川の水たまりがある。いくしかないでしょ!YMUリーダーと小川へダイブ!頭まですっぽり浸かる、いやー極楽極楽、天気は快晴。

 

続いて小屏風でのフィックスロープの通過の練習をする。SGYリーダーが事前に2ピッチ程フィックスロープを張ってくれていた。カラビナ、安環をロープに掛けてトラバースしていく、途中ロープの結び目でカラビナがつっかかって通らない場所では一つのカラビナは付けたまま、もう一つの安環を結び目の先に付け足して確保しながら通過する。2往復して時間いっぱいで本日の山行は終了。

今回も事故なくみんなの笑顔がまぶしい楽しい山行になりました。リーダー陣、メンバーのみなさん有難うございました。
天気は快晴。メンバーの頭の中はビール一色になっていることでしょう。

阪急宝塚にて解散。

(TKR記)