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蓬莱峡5月 26, 2013

山行期間 2013年5月25日(土)夜~26日(日)
メンバー SGY, EMA, KJW, SKDW, SKDR, HSO, MEG
山行地域 六甲山系
山行スタイル 岩登り

皆より少し遅れてテン場に到着すると、すでに外で恒例のプチ宴会が始まっております。今まではテント内での宴会。それはそれでムードがあって良かったのですが、星空のもと、虫の鳴き声のBGMを聞きながらの外での宴会は何という開放感!気持ちいい!楽しさ2倍です。

先輩方から、今までの山行の話、伝説の先輩の武勇伝、山への熱い思い等々・・・、ゆっくりとお話を聞けるのも宴会ならではです。私は、いつもここで山に向けて気持ちが引き締まります。

 

さて、鳥の声で目覚めた岩登り当日の朝食は「クリームシチューリゾット」です。はりきって、「まずは沸かしたお湯でα米をふやかして」と考えていると、「鍋に直接α米を入れたらいいんですよ。」山は時間勝負!テキパキと準備する方法を教えていただきました。

 

岩に取り付く前に、前回の復習のロープワークと懸垂下降です。各自が自信を持って懸垂下降ができるようになるまで、何度も何度も練習しました。最初の一歩を踏み出すのが少し怖いのですが、その恐怖感を克服するためには練習あるのみです。

本番の岩場に着くと、人!人!人!大盛況です。今日は、贅沢なことにリーダーと新人を1対1で組んでいただき、いざ!登攀開始です!カーン!

   

前回の槇尾山では2人でビレイをしましたが、今回のビレイは自分一人です。自分の手一本に先輩の身体がかかっています。決して右手は離すまいと、ガッチガチの緊張感を持ちながらのビレイでした。自分が登るのはやっぱり楽しい!先輩のルートをたどっていくのですが、足場や手を見つけるのは自分になります。上まで登頂できたときの達成感は格別です!ヤッホー!!

   

下りの懸垂下降は、ロープの角度を変えて降りていくコツがなかなかつかめず、ギシッギシッとロープをきしませながら降りました。先輩方は華麗に足どりも軽くタタッと駆け降りてこられました。いつかは私も忍者のように・・・!

後半は、フィックスロープの通過を繰り返し練習しました。ルームでの練習の後の実践でしたが、やはり本物の岩場では緊張します。気持ちをしっかり引き締め、緊張感を持って行いました。とても暑くて、途中気が遠くなりかけましたが、岩の頂上に上がると、涼風!そして見晴らし良好!一気に汗と涙と疲れがふっとびました。ヤッホー!!

自然の中で、たくさん学び、癒され、鍛えられた一日でした。今回も、みっちり、じっくり、厳しく、優しく、教えてくださった先輩方ありがとうございました!!

次回は、岩登り③「槇尾山」です。乞うご期待!!

(SKD記)