山行期間 | 2012年2月8日(金)夜~10(日) |
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メンバー | SGY, KWI, ITN, TGA, MTD, KMR, NNK, SKD, KNS |
山行地域 | 御嶽山 |
山行スタイル | 雪山 |
御嶽山 長野県と岐阜県にまたがる巨大な独立峰である。三国ヶ丘を出発し、御嶽スキー場まで6時間。
テントを張って潜り込むが、これまた結構寒い。足先がテントの内壁に触れて、そこから冷えているようだ。こういうとき身体が大きいと不便である。朝方テントの外で星空を眺め、山の友、ウィスキーを流しこんで夜が明けた。
文明の利器、ゴンドラに乗り込み、一路田の原を目指す。KNS氏はスキーを楽しむようだ。ずるい!とは誰も言葉には出さなかった。さて、無風快晴と絶好の好天機に恵まれ、我々はワカンを履いて雪道を歩き始めた。
厳しいリーダー陣のもと、戦闘を行く兵士はトレースを踏むのでなく、その横の新雪地帯を歩かされた。いやはや慣れない雪道、息が上がる。置いて行かれないようなんとか歩いた。もぐもぐ。途中の行動食はかかせない。樹林帯を抜けワカンをアイゼンに履き替え、恐る恐る斜面を登る。いやはやここも運動不足か足が上がらない。
途中行われた滑落停止訓練や弱層テストは新鮮であった。どんな雪質が止まりやすいのか、止まりにくいのか、まだよくわからない。色んなところで転がり試し落ちたい。下山する途中、猛スピードで斜面を転がり落ちて行く人がいたが、滑落するとあぁなるのだろう。くあばらくわばら。
田の原に戻りテントを設営し、夕飯の支度に移る。今日は鍋である。兎に角鍋に食材をぶち込む。そして煮る。食べる。うどんをいれる。煮る。すする。ご馳走様。食材を調達してくれたTガ氏、素晴らしいメニューをありがとう。
用を足しに外に出れば、満点の星空であった。いつぶりだろうかこんな星明かりに包まれたのは。キュッとボトルの蓋を開け、星空に乾杯。翌朝下山し、秘湯に浸かり、木曾の味に舌鼓を打ちながら帰阪した。
(MTD記)
<行動時間>
2/9(土) ゴンドラ山上駅(三笠の森)8:30 →田の原9:00~9:30→鳥居10:10→王滝頂上13:30→田の原15:45
2/10(日) 田の原8:30→ゴンドラ山上駅(三笠の森)9:00