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ダイナランドでゲレンデスキー1月 27, 2013

山行期間 2012年1月26日(土)夜~27日(日)
メンバー SGY, KWI, IWG, TGA, MYI
山行地域 越美山脈
山行スタイル ゲレンデスキー

今回の山行はゲレンデスキー&山スキー!!
興味深々ではありますが予算的に今年、装備を揃えるのは厳しいかな。。。と思っていた所、ワカンでも参加可能との事!いつか始めたい山スキーの為にもゲレンデスキーも経験したかったので参加を決意しました。
 
そんな中、まさかの大事件です。72期生で唯一、山スキーをウキウキワクワク新調されたMYGさんがお仕事で不参加に(@_@)(その悲しみ、計り知れません。。。)そして他のメンバーもお仕事やら体調を崩されたりで、最終メンバーは、リーダー2名、Bチームでありながら既に大ベテランのTGAさん、豪華ゲストのOBのIWGさんです。
 
スケジュールも金曜出発前夜泊の予定が、急遽、土曜16時集合に変更になり、ゲレンデスキーチームと山スキーチームに別れることになりました。それにしても16時集合とは。。。
そんなに早く現地に着いて、一体、どんな大宴会が行われるのだろう。。。??
さすがOBのIWGさんが来られるとなるといつもとは違うな、など考えていると、TGAさんより「夕食に鍋をしませんか?」というご提案がありました。きっと同じことを考えられたのでしょう。みんな宴会が好きですね。実際は宴会の為ではなく、雪道運転で時間がかかる事を想定しての早い出発でありました。 
そしてふと感じた大きな不安。はたしてゲレンデではリフトを利用していいのだろうか??「滑りたければ自力で登れ!!」、スキー板を担いで登る。。。なんてさすがに無いだろう。。。。いや、泉州山岳会なら有り得るかも。。。


 
当日、お鍋宴会はなくなったのですが、この選択が大正解です。長い長いトンネルの中、出口目前で突然、停車。少し先で車両横転事故が起こり、通行止めです。トンネルの中、約2時間。SGYカーは、1mmたりとも前に動くことを許されませんでした。

SGYリーダーからご提供頂いたおつまみをポリポリ食べながら、この車には行動食、水、シュラフ、テントなど生活必需品満載なので、万が一、何かあっても生き延びられるなあ、など山道具の素晴らしさをあらためて考えたり、そして、途中で夕食を食べておいて本当に良かったです。空腹での2時間の閉じ込めはさすがに勘弁です。

予想を大幅にオーバーし、夜中0時頃ゲレンデ麓に到着。雪深いスキー場の駐車場に早速テントを張ります。いつもは息を切らしながら足で地面をならしていましたが、今回は豪快に、SGYカーで一気に地ならし。あっという間です。予定通り、早く着いていたらIWGさんのワイルドなお話をもっと聞けたのに、と思いながら、TGAさんに梅酒を一杯頂き、すぐに就寝。ふかふかの新雪をマットにしたシュラフは低反発マットのように身体に馴染み気持ち良かったのですが、北八ケ岳よりもずっとずっと寒かったです。

そしていよいよ初スキーです。

私以外は大ベテランの方々の為、贅沢にも皆様総出でご教授頂きました。ただどんなに指導陣が良くても、どうもセンスが無いようで。。。スキーを履くだけでも一苦労。やっと履けても1m進むのにも相当な時間がかかります。「リフトは使用していい」という事で悩みが一つ消えたのですが、皆様より「今日中にリフトに乗って降りられるレベルになるかな。。。」と、ご心配のお声があがるほど。。。たしかに今の調子では、リフトを使用するかしないかの話ではなく、リフトに乗れなくて、スキー板を担いで登るしか選択肢が無い状況なのではないかと気付いたのでした。でも、SGYリーダーに「大丈夫、大丈夫」とおっしゃって頂けたのが有難かったです。

 

 今回は積雪量が多い為、山スキー組、結局、終日ゲレンデスキーをされる事になり、1日つきっきりで、リーダー陣に指導して頂けることになりました。

  

最初は滑ることが怖くて怖くて転ばなくて良い所でも、自分から転んで急停止していましたが、何回もこけることを繰り返しているうちにわかってきたような気がしました。

「リフトに乗って上に行きましょう」とのお声があった時は、「まだそんな段階では。。。。」と畏れおののきましたが、ここは意を決してリフトへ。

  

リフトに乗っている間にSGYさんより、「スキー15回目くらいから、やっと滑れるようになるような気がしたことを覚えている」というお話を伺い、「初回だからこの有様は仕方無い!」という、根拠の無い自信が湧いてきました。そしていよいよ恐怖の瞬間、リフトからの降車。なんとか成功。TGAさんより「一説によるとリフトの乗降が出来たらスキー3級らしいよ」と一言。どの一説かは全く不明ですが、見事3級合格??です(パチパチ

  

いよいよ初滑走(=転げ落ち)。

この頃には転んでからの起き上がり方は完全に習得です!! 

ちょっとステップアップして、SGYさんより、「キックターン」「ボーゲン」をご教授頂きました。こんな雪斜面でバレリーナの動きをするだなんて。。。難易度高すぎです。TGAさん、KWIさん、IWGさんからもいろいろと教えて頂き、へっぴり腰ではありますがノロノロ進むことが出来始め、皆様からの「成長したね~」というお言葉が嬉しいものです。

最初がひどすぎたので、少し出来るようになるとかなり褒めてもらえました。

皆様、褒め上手です。

そんな中、華麗にスピード感満点で滑り下りるTGAさんを見かけました。
そして数分後、また華麗なTGAさん。
そして数分後、またまた華麗なTGAさん。
そしてそしてまたまたまた華麗なTGAさん。
私がゲレンデ1ケ所を降りる間に一体、何度滑走されましたでしょうか?!
あんな風に滑れたら気持ちイイだろうな~。

初めてスキー板を履いた時は来るんじゃなかった、と正直感じたのですが、今ではすっかりスキーが楽しくなっています!!
今度は、リーダーより「パラレル」を教えて頂きながら、河合リーダーより「まずは一歩手前のバラレルの習得を!」というお声が!!
勿論、「バラレル」という技が本当にある、と思っていたのですが、後に「バラレル」はリーダー方の造語でそんな技は無い、と判明しました(笑

お昼ご飯の際、IWGさんがビールを飲まれているではありませんか?!
そして2ケ月にも渡り、インドヒマラヤに行かれていたというお話。
さすが大御所!風格が違いすぎます。 

午後は生意気にも中級コースに!
今までとは違う急斜面に呆然!!
急傾斜に気持ちが完全に負けてしまい、スピード怖さに自ら転んでの停止を続けてしまったのが悔やまれます。
恐れず、突き進むのみ!!

何事も度胸とわかってはいても、でもそれが難しい。。。中級コースはほぼ転げ落ちて終わったような気もしますがリーダーのつきっきりのご指導のおかげで最初に比べると上達した?と同時にスキーの楽しさを存分に教えて頂けました。今回もご経験豊かで面白い大先輩方に多くを教えて頂け、スキーを思う存分、楽しませて頂きました。
本当に有難うございました。

今シーズン、あと1回2回はスキーにも行きたいものです。
(MYI記)