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大渋滞の尾瀬15/06/18

山行期間 2015.6.5~2015.6.7
メンバー UET,OSM,MTM,TKD,YOD,YMG
山行地域 尾瀬
山行スタイル ハイキング


74期Bチームの時に台風で中止になった尾瀬、至仏山、燧ヶ岳。
夏がく~れば思い出す~♪と言うことで、まだ夏は来ていないけれど、尾瀬の美しい景色を見に行きたいと思い、ようやく実現しました。

尾瀬ヶ原~尾瀬沼~燧ヶ岳

6月6日(土) 曇り時々雨
9時間かけて早朝に戸倉第一駐車場に到着。すでにたくさんのハイカーが訪れていました。
乗合タクシーで鳩待峠に移動し、ワクワクしながら木道を歩き始める。間もなく水芭蕉をちらほら発見。みんなテンションが上がり、序盤だというのに写真を撮りまくる(笑)
今日の行程は余裕があるので、山の鼻ビジターセンター辺りで早速ティータイム。普段はこんなに悠長に休憩していられないので、のんびり過ごす時間を楽しむ。カッコウの鳴き声を聞きながら各々温かいコーヒーやお茶で体を温め、ほっこり。
至仏山への登り口手前の湿原は水芭蕉が咲き誇っており、またまたテンションが上がる。その後も水芭蕉と小川の美しいコラボレーションが続く。ただ、ハイシーズンのため人で混雑しており、木道は長蛇の列。途中で止まって景色を楽しむこともできず、ただひたすら黙々と歩く。それも、雨で木道が濡れて滑りやすくなっているので下を向いたまま黙々と

随分早く進めたため回り道して尾瀬を楽しむ。見晴を越えた辺りからはハイカーの数も少なくなる。
段小屋坂辺りからは残雪もあり、春山の景色になる。大阪は真夏日が続いているというのに、尾瀬はようやく春が訪れたようです。
この日は午後から晴れの予報も、一向に晴れる気配はなく、どんよりした景色が続く。74期の雨男、MTMさんはみんなに散々いじられていたが、後にこの天気が功を奏することになるとは…。

14時過ぎに長蔵小屋に到着。テン場の予約が取れなかったため小屋泊り。部屋には炬燵が置いてあり、なんと快適なことでしょう!ぬくぬくと過ごすことができました~。

6月7日(日)晴れ

4時に小屋を出発。沼から湯気?が立ち上り、幻想的な風景。朝から天気が良く、昨日とは打って変わって山々がキレイに見える。
長英新道から燧ヶ岳のピークを目指す。1900mくらいまでは開けた樹林帯の中を進む。標布が細かく付いているので迷うことはないが、この標布が無ければルートファインディングは相当難しいだろうな~と思いながら登る。難しい所でも自分で地図読みできるようにならなきゃな~。
俎嵓、柴安嵓からの景色は最高!北関東や東北の山が遠くまで見える。眼下には美しい尾瀬の沼。登ってきてよかったと思う景色だ。頂上でものんびりティータイム。
下山する頃には締まっていた雪もザクザクになり、雪解けの泥水の小川の中を歩くので泥だらけ。尾瀬沼に到着する頃には湿原の水分も少なくなり、水芭蕉が腐ったようにへたっている。天気が良いのは沼の景色には好都合だが、水芭蕉にとっては雨で潤っている方が美しい。
雨の日と晴れの日で、尾瀬の美しい景色を両方楽しめました!
尾瀬沼から大清水までの道程も爽やかな風吹く森の中で、気持ちよかったです。

大阪から群馬までアクセスは大変だけど、充実した2日間でした。

行動時間

6/6
6:00戸倉― 6:30鳩待峠― 7:30~8:30山の鼻ビジターセンター― 9:30竜宮小屋― 10:30東電小屋―11:10~11:30見晴― 12:55沼尻― 14:10長蔵小屋

6/7
4:00長蔵小屋― 7:10俎嵓― 7:40~8:10柴安嵓― 11:00長蔵小屋― 12:40一ノ瀬休憩所― 13:30大清水